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大日本帝国憲法と日本国憲法 (天皇 (国の元首 (神聖不可侵), 統治権、立法権、軍の統帥権を所持 (統治権 … 国の行き先を決める権利軍の統帥権…
大日本帝国憲法と日本国憲法
天皇
国の元首
神聖不可侵
統治権、立法権、軍の統帥権を所持
統治権 … 国の行き先を決める権利軍の統帥権 … 軍の指揮権
選挙
衆議院 … 公選(制限付)
25歳以上の男子で国税15円以上の納付者のみ … 第一回衆議院選挙の有権者 国民の1.1%
最終的には25歳以上の男子 … 大正デモクラーシー
貴族院 … 皇族と満25歳以上の公侯爵が自動的に議員へ
天皇
日本国、日本国民統合の象徴
政治的な力は保持せず
日本国憲法 1947年5月3日施工
大日本帝国憲法の憲法改正手続きに従い、 帝国議会の審議を経て公布
国民が定める民定憲法
GHQの指導下で
基本三原則 … 国民主権 平和主義 基本的人権の尊重
問題点
憲法9条の解釈
戦争の放棄の「戦争」には自衛の為の戦争は含まれるのか
外部からの明らかな武力攻撃に対して … 防衛出動
集団的自衛権
第一項 戦争の放棄
第二項 戦力の不保持 交戦権の否認
「戦力の不保持」のなかでの自衛隊とは?
自衛隊 … 世界有数の戦力を持つトップレベルの「軍隊」
戦力の不保持下では法的には「警察組織」
公布後の改正が一度も行われていない
護憲派
日本国憲法の優秀性の象徴
憲法改正への恐れ … 戦前回帰への恐れ。特に9条改正は「戦争をする国」へとつながる可能性がある。権力は濫用され得るものであり、憲法は国家権力を縛る需要なものである。
改憲派
憲法を守りさえすればよいという考えの象徴
憲法不改正への恐れ … 公布後の社会情勢、国際情勢の変化に対応できず、国民の不利益へつながっている可能性がある。憲法のために国民があるのではなく、国民のために憲法があるのである。
憲法改正への手続きを規定した96条の改正に注目が集まっている
現行 … 衆参両院で総議員の3分の2以上の賛成で発議 → 国民投票により過半数の賛成で憲法改正
改正案 … 例 衆参両院で総議員の半数以上の賛成で発議
内閣
天皇が任命
天皇を助けて政治を行う
内閣総理大臣の任命は天皇による
主権
主権在君
天皇主権
国会
衆議院:貴族院の二院制
立法権は天皇が所持 国会は立法権協賛機関
内閣
議員内閣制
国会に対して責任を負う
内閣総理大臣の任命は天皇による
選挙
普通選挙
日本国籍を持つ18歳以上の男女が持つ
国会
衆議院:参議院の二院制
国権の最高機関 立法権所持
主権
主権在民
国民主権
大日本帝国憲法 1890年11月29日施工
プロイセンを模範とした、アジア初の近代憲法
君主が定める欽定憲法
不平等条約(関税自主権、治外法権)の改正へ
軍隊
天皇が陸海軍を統帥 兵役義務有
軍隊
戦力は保持しない 平和主義/戦争の放棄
自衛隊の存在
裁判所
天皇の名による裁判
違憲立法審査権無し
裁判所
司法権の独立確保
違憲立法審査権を所持
人権
法律の範囲内で自由や権利を認める
人権
永久不可侵の権利として、基本的人権を保障
国民の義務
納税 兵役(満20歳以上)
国民の義務
教育 納税 勤労
問題点
天皇への権力の一極集中による国家組織の横並び化
全ての事柄への天皇の意思確認困難 → 個々の組織による独断先行の余地あり
第二次大戦中の陸海軍の暴走の原因の一つ … 陸海軍は天皇直属との規定あり ← 統帥権の恣意的運用