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組織の目的 まぁ、世界というか、金の流れを牛耳ろうとしています。陰でコソコソ・・・カポネ的な?感じですね。007の悪いヤツとか・・・猫をなでて…
組織の目的
まぁ、世界というか、金の流れを牛耳ろうとしています。陰でコソコソ・・・カポネ的な?感じですね。007の悪いヤツとか・・・猫をなでているような、そういうイメージなんです。
月刊名探偵コナン新聞【第二号 SIDE BLACK】
調達
プログラマー・SE
:fire:
プログラマーのリスト
12巻 ゲーム会社殺人事件
:fire:
板倉卓のソフト
38巻 黒の組織との接触
テキーラ
高飛車な女
39巻 お金で買えない友情
78巻 ミステリートレイン
:red_flag:
ナイトバロン
18巻 大学教授殺人事件
資金集め
1巻 ジェットコースター殺人事件
4巻 新幹線大爆破事件
2巻 奇妙な人捜し殺人事件
情報の入手
28巻 そして人魚はいなくなった
:fire:
儒良祭りの名簿
秘密保持
#
#
証拠隠滅
12巻 ゲーム会社殺人事件
18巻 大学教授殺人事件
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粛清
#
小五郎が狙われる
#
24巻 黒の組織との再会
呑口重彦 議員
ピスコ(自動車メーカー会長)
灰原哀
42巻 二元ミステリー
78巻 ミステリートレイン
20年前
41巻 トイレに隠した秘密
薬の開発
APTX4869
1巻 ジェットコースター殺人事件
18巻 黒の組織から来た女
18巻 大学教授殺人事件
APTX4869の投与者リスト
24巻 黒の組織との再会
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エピソードONE
解毒剤
10巻 外交官・図書館殺人事件
24巻 黒の組織との再開
26巻 命がけの復活
:
62巻 新一の正体に蘭の涙
62巻 本当に聞きたいコト
1 more item...
:fire:
データの入ったMO
25巻 命がけの復活
#
ラボの建設
#
灰原の作らされていた薬
黒ずくめ
#
カラス(烏、鴉)
7つの子のメロディ
46巻 奇抜な屋敷の大冒険
48巻 ブラックインパクト!
57巻 赤と黒のクラッシュ
ボスのメールアドレス
1巻 ジェットコースター殺人事件
(わかっているのは奴らが暗殺を繰り返しながら大金を集め、妙な薬を作り、有能なコンピュータプログラマーを集めようとしている事・・・)
File:377
(でも何なんだ・・・奴らは何をしようとしてんだ・・・?)(灰原は妙な薬を作らされていたけど、板倉さんはSE・・・薬とは関係ねぇじゃねぇか・・・
File:383
黒の組織
Black
Organization
「我々は神であり悪魔でもある・・・なぜなら・・・」
「時の流れに逆らって・・・」
「死者を蘇らそうとしているのだから・・・」
File:380
す、すげー 一億円はあるぞ・・・
File:1
あの黒いケースを渡しただけで4億か・・・
File:33
10億円の入ったスーツケースは・・・ホテルのフロントに預けてあるわ・・・
File:16
「おーおーおるでおるで!!」「元外務大臣に官房長官に日銀の総裁!!~」「昔、日本を動かしとったお偉いさんがぎょーさん名前連ねてんでー!!」「みんな長生きしたかったんやなぁ・・・」
File:281
「ん?」(宮野志保・・・)(確かあいつの本名もそんな名前だったような・・・)(でもまあ人違いかな・・・)(永遠の若さと美貌を欲しがるタマじゃねーし・・・)
File:281
「なーに心配するな・・・」「あのフロッピーにはちょっとした仕掛けがあってな・・・」
File:181
今回わかったのは、中島さんが会社からこっそり持ち出した全世界の有能なPCプログラマーのリストを、黒ずくめの男達が大金で購入しようとしていた事だけ・・・
File:116
:!:
組織は幻のナイトバロンを所持
かつて、大企業のコンピューターに次々と進入し、データを荒らしまくった幻のコンピューターウイルスがあった・・・・」「もちろんそれは、発見する事も止める事もできない完璧なプログラム。」「あまりに神出鬼没なため、人々がそのウイルスに付けた名前が、闇の男爵(ナイトバロン)!!
File:73
*時系列的にPGのリストは関係ない
「沼淵己一郎は元組織の一員・・・」「あなたが言う黒ずくめの男達の・・・」「仲間の一人よ・・・」
File:360
「あなたのいう黒ずくめの組織の臭いをね・・・」
File:664
「謎に包まれた大きな組織よ・・・」「ま、末端の私にわかっているのは、組織のカラーがブラックって事だけ・・・」
File:16
「そ、そうよ・・・組織の奴らが好んで着るのよ・・・」「カ、カラスのような黒い服をね・・・」
File:16
「まあ、元の生活に戻したいなら早く奴らを潰せってこった・・・」「あのカラスの軍団をな・・・」
File:619
シンボル(象徴)≒ 目的、理念、ポリシー
作中で暗示される意味深な烏
:star:
”黒ずくめの組織”はコナンが言う仮称で正式名がある
*組織は回収失敗
「今のって「七つの子」よねぇ・・・・・・」「かーらぁすー♪なぜ鳴くの──♪」「そうよねコナン君・・・」「コナン君!?」
File:474
「この#969#6261にたどり着く・・・」「恐らくこれがあの黒ずくめの奴らのボスのメールアドレスだよ!!」
File:475
「わかったらとっとと会社たたんでよそへ移るんだな!」「こっちはあの土地に新しいラボを造りてぇだけなんだからよ」
エピソードONE
*資金の利用道の一つか。土地の明け渡しも強要していた。
「奴らが音で覚えていたとしたらどうだ?」「そうすれば、携帯のメモリーにメールアドレスを入れずに済むし、」「万が一、携帯を落としたり奪われたりした場合も、ボスのメールアドレスは外部に流出しないだろ?」「有名な曲のほうが覚えやすいしな・・・」
File:475
「消されるわよ・・・」「高木刑事・・・」「その人物を突き止めようとした時点で彼らの手によって・・・・・・」
File:475
「ああ・・・奴らのボスのメールアドレスに送信してたし、その後かかって来た電話の相手をこう呼んでたよ・・・」「ジンってな!!」
File:499
「江戸川コナン君よ!」「この子の知り合いの少年が、その杯戸病院内で組織のボスのメールアドレスを打っている人物をみつけたって言ってるのよ!」
File:596
:!: 慎重なボスが個々の部下に直接指示を送れる一方で、相手からは声などを特定されない。そのため、CIAの水無もアドレスを知りながらボスの正体を掴めていない。
#
黒ずくめの組織って正式な組織名は無いの?
出てこないだけで。オレの中にはあるよ。
SDB70
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「島の人ならほとんど知ってるわ、よくみんなでウチに来て名簿の中に年を取った有名人の名前を見つけて冷やかしてたから・・・」
File:281
土門康輝
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議員(候補)
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「例の広田ってジジイ・・・」「くたばったらしいですぜ・・・」
「ああ・・・殺す手間が省けたな・・・」
File:181
「一時間後、警察が到着したが・・・」「使われた火薬の量がすさまじくバーは跡形もなく消し飛び、人がいたかどうかさえも、わからない状態との事だった・・・」
File:116
大黒ビル爆破
同一人物説(笑)
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「多分、父親が有名な元官僚で政界に顔が利き、カリスマ性が高く、正義感の塊みたいな人だからなんじゃないでしょうか・・・」「すでに未来の首相候補とまで噂されてますし・・・」
「なるほど・・・自分達の抗う若い芽は早い内に摘んでおけという事か・・・」
File:502
:explode:
邪魔者の暗殺(未遂)
#
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:red_flag:
政財界へのコネクションを持つ
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人脈探しに関係?
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「とにかく、奴の手が後ろに回る前に口を塞げとの命令だ・・・」「ぬかるなよピスコ・・・」「なんなら例の薬を使っても構わねーぜ・・・」
File:238
「なるほど?」「今、収賄疑惑で新聞紙上をにぎわしているあの政治家ってわけね・・・」
File:239
組織のやり方
#
#
「明日の朝刊の一面がおまえの写真に差し替えられたそうだ・・・」「銃を天井に向けるおまえのアップにな・・・」
File:242
「あの方に長年仕えた私を殺すとおまえの立場も・・・」
File:242
「悪いな・・・これはついさっき受けた・・・」「あの方直々の命令だ・・・」「組織の力を借りてここまでのし上がったんだ・・・」「もう十分いい夢を見ただろ?」
File:242
:!:ジンや研究者だった灰原が、不老長寿の伝説の矢を求めて抽選に並んだ(名簿に記載)という安直な発想ではなく、「名簿は町民でも閲覧できた」「長生きしたい政財界の大物がやって来る」ことのほうがポイントの可能性が高い
:!:幼児化(若返り)効果のあるAPTX4869は17年前に既に存在し、灰原は両親の作った資料を見て復活させただけ、自身は別の薬を作らされていたことがわかる。灰原の研究に関係するのは、APTX4869に含まれる不老や若返り系ではない可能性が高い。
相互に補完か?
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「多分。その薬は私の父と母が作った薬・・・」「私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから・・・」
File:948
#
(まあ、私が本当に作らされていたのは・・・)(別の薬なんだけどね・・・)
File:948
「まあ安心しなさい・・・私の研究の目的はそんな夢のような薬じゃないわ・・・」「この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない愚かしい・・・」「そう・・・この小さな国の女の子にしか必要とされない・・・」「雛人形のような物だもの・・・」
File:384
38巻 夕陽に染まった雛人形
<じゃあ次は19歳の誕生日に・・・バイバイまたね・・・><あ、それと・・・そろそろあなたに言ってもいい頃かも・・・>
File:821
「あせっちゃダメ・・・」「時の流れに人は逆らえないもの・・・」「それを無理矢理ねじ曲げようとすれば・・・」「人は罰を受ける・・・」
File:191
:star:
あの毒薬・APTX4869はね、医者の弟と細かく設定を考えたので、デタラメじゃないんですよ。あの作用を持つ薬があれば、本当に小さくなるんです。
ダ・ヴィンチ(2014/05)
#
(ごめんお母さん・・・)(私・・・わかってなかった・・・)(こんな薬・・・)(作っちゃいけなかったって・・・)(でも・・・みんなを巻き添えにしない為に・・・)(今はこの薬に頼るしか・・・)
File:821
<そうなれば彼らは私をかくまっていた博士はもちろんの事、私に関わった人達もみんな・・・><秘密保持のために一人残らず抹消するでしょうね・・・>
File:241
「疑わしき者はすべて消去する・・・これが彼らのやり方よ・・・」「わかったでしょ?私達は正体を誰にも気づかれちゃいけないって事が・・・」
File:242
疑わしきは罰せよってヤツですね兄貴!
File:504
「私の口からその会社の事がバレるのを恐れて、組織が先に手を打ったのよ・・・」「この分じゃ・・・私がかかわったほかの組織の施設もつぶされてるわね・・・」
File:179
赤井秀一
#
#
「俺の頬骨を鉛の弾で抉ったあのFBIなら・・・ この件に乗じて処理する算段だ・・・」
File:599
「あの方が奴の何を恐れているかは知らねぇが・・・所詮一匹・・・」「 銀の弾1発だけじゃ、黒い大砲には勝てねぇよ・・・」
File:599
「や、やっぱり、相撃ち覚悟であの時殺っておけばよかったわ・・・」「ボ、ボスが・・・あの方が・・・」「我々の銀の弾丸(シルバーブレット)になるかもしれないとお、恐れているあの男を・・・」
File:434
「ああ・・・一年前にお前がNYで通り魔に化けておびき出し、殺しそこねたあのFBIか・・・」
File:434
ベルモット
#
「くどいぞベルモット!!」「お前、あの探偵と何かあるのか?」
File:504
:<3:
擁護
「毛利小五郎はお前のご贔屓の探偵のようだからな・・・」
File:504
(2発なんていらないわ・・・)(シルバーブレットは)(1発あれば十分よ・・・)
File:599
薬以外の必要な素材
「とのかく、女を見つけ次第取っ捕まえて面を拝ませろ・・・」「ああ・・・問題はない・・・」「首から下がなくてもな・・・」
File:238
「仕方ない送ってやるか・・・」「先に逝かせてやった・・・」「姉の元へ・・・」
File:242
:star:「不老不死の薬を作って売りさばいて金儲けする」「バレたら販売禁止になるので秘密」などでも筋は通るが、秘密厳守の「金の流れを牛耳る」もっと壮大なプランを練っているようである。
<それはいいがいったいどーなっているんだね?><殺された呑口議員の家族は蒸発するし、被疑者の桝山会長の家は全焼するし、何が何だかワシには・・・>
File:242
「いいわ・・・FBIのこの女以外は助けてあげる・・・」「でも、まずはシェリー、貴方・・・」「恨むのならこんな愚かな研究を引き継いだ貴方の両親を・・・」
File:434
「おやすみ ボウヤ・・・」「そして ようこそ・・・」「Sherry!」「バカな女・・・このボウヤのカワイイ計画を台無しにして・・・」「わざわざ死にに来るなんて・・・」
File:434
<あの時、クリス・ビンヤード・・・そう・・・ベルモットと呼ばれるあの女は、貴方を殺して口をふさごうとしていた・・・><つまり貴方は彼女にとって、とても都合の悪い情報を持っている事は確かだわ・・・>
File:435
:explode:
個人的理由
#
(彼女だけはこの世にいてはならないのよ・・・)(悪く思わないでね・・・)(シルバーブレット君?)
File:818
「フン・・・奴らがあの女を殺ろうが捕えようがどうでもいい・・・」「要はあの女が蛇の胃の中にいるか否か・・・」「蛇に飲み込まれているのならシェリー・・・」「この名古屋がお前の終着駅だ・・・」
File:820
あの方
#
#
「今、あの方にも了承を取った・・・」「ターゲットを変更するとな・・・」
File:503
<場所は米花町5丁目・・・>「毛利探偵事務所だ・・・」
File:503
「俺もそうだが、あの方も不審に思っておられるんだよ・・・」「いとも簡単にお前をFBIから奪還できた事を・・・」「ならばそのFBIの切り札である赤井秀一を葬り、自らの身の潔白を証明してみせろとのお達しだ・・・」
File:607
#
「ボスは慎重居士・・・」「石橋を叩き過ぎて壊しちゃうタイプだから・・・」
File:704
:!: ボスはまだ赤井が死んだと完全に信じていない
#
目的を達成するための根幹となる薬
「ベルモットが一枚噛んでいる・・・」
「内情を探れとの命令だ・・・」「こっちもあの女の秘密主義にはうんざりしていたところだからな・・・」
File:429
「黒ずくめの組織の目的とはナニ?APTX4869の作用から考えると、不老不死が怪しいのでは?」
「違います。確かにそう思っちやうよね。」
月刊名探偵コナン新聞【第二号 SIDE BLACK】
:check:
不老不死は否定
「えーっと二年前・・・二年前・・・」「あったこれだ!!」
(3月7日・・・関西弁の大男が突然訪ねて来た。)(どうやら、開発中のシステムソフトが目当てだったらしいが、私が目を悪くして開発を断念したと知るとあっさり帰って行った・・・上から下まで真っ黒な男・・・二度と会いたくはない・・・)
File:380
疲れた・・・このままではいつか私は殺されてしまうかも・・・1月6日、この恐怖から逃れるために机の中に侵入者に向けてのメッセージを入れた。「要求を飲む」と
File:380
電話に出たのはなんと女だった。女王のようなしゃべり方をする高飛車な女・・・女の要求は、私が例の開発中のシステムソフトを一年で完成させたら高額で買い取りたいという事だった・・・どうやら前に来た大男の仲間のようだ・・・
File:380
ダメだ・・・やはり私にはできない・・・なぜならあのソフトは私が目を患ったからだけでなく、我々人間のために断念したのだから・・・
File:380
私は、未完成のソフトに彼らからの報酬分の小切手を添えて別荘のPCのそばに隠し、海外に姿をくらます事にする・・・
File:380
2m超えの大男、テキーラの脅しに動じなかった板倉も、交代した高飛車な女に神経質な弱点を突かれ我慢できず屈した。
#
#
「このソフトにもパスワードが設定されてるぞ!!」「あのメール同様奴らと板倉さんの間でパスワードが決められていたってわけか・・・」
「じゃあ、とりあえずコピーを・・・・・・」
「それもダメだ・・・しっかりコピーガードが掛けられてるよ・・・」「これじゃ警察は動いてくれねぇぞ!!」
File:381
「あの時、哀君が来たから読むのを止めたが、あの日記には続きがあったんじゃ・・・」「「そう言い終えると女の背後で次第に猫の鳴き声が大きくなり、女は少々焦って電話を切った」とな・・・」
File:398
しかし彼らはあのソフトで一体何をしようとしているんだ?
File:380
最初に電話に出たあの女の奇妙な言葉が耳から離れない・・・)(そう・・・あまりにも高圧的な女の口調に堪えかねて「何様のつもりだ」となじったら、女は笑いながら英語でこう返した・・・
File:380
「それと・・・」「板倉卓・・・」「知ってるでしょ?映画の特殊視覚効果に携わってた、私達女優にはお馴染みのCGクリエイター・・・」「シャロンが彼に何かのソフトを発注したみたいって新ちゃんに聞いて驚いたわ・・・」
File:823
「シャロンと彼、ある映画でぶつかって犬猿の仲だったって役者仲間がもらしてたから・・・」「スタッフ思いのシャロンがあんなに激怒するなんて珍しいって・・・」「シャロンの事だから彼への依頼の電話は声を変えてたんでしょうけど・・・」「そうまでして発注したソフト・・・幼児化を隠す訳と何か関係があるのかしら?」
File:823
「奴がビビって警察を呼んでるかもしれねぇし・・・」「元々取引が終わったら、奴とはおさらば・・・」「賢橋駅の構内で殺す算段だったからよォ・・・」
File:382
「フン・・・」「大の大人がこんな所に隠れられるわけねえか・・・」「まあいい・・・姿を変えてズラかるぞ・・・」「警察を呼んでいるかもしれねえし・・・」
File:383
「い、板倉の野郎・・・」 ジン:「いや、板倉じゃねぇ・・・」「温度差が激しいと、交感神経が刺激され、心臓に負担がかかる・・・」「心臓を病んでいる男が、わざわざ雪が吹雪く群馬の山奥の別荘に行きはしねぇよ・・・」
File:383
板倉卓:特殊視覚効果(CG)で有名
あるソフトを開発していたが、目を悪くしたことと、人間のため(非人道的)に断念。
その後は将棋など戦略系ソフトの開発に携わる。(目が悪くてもでき、非人道的でない)。
#
:!:若い頃に将棋のゲームも作っていたが、開発を断念したのは視力と倫理の問題があった(しかし、使い道はわからない)ためなので、AI系ではなくて、それまで有名だった視覚効果系の技術を応用したものと考えられる。
ベルモット(シャロン・ヴィンヤード):特殊メイクで有名、過去に数々の賞を取る。スタッフ思いだったが、板倉とは何らかの原因で大喧嘩をして犬猿の仲。
#
(でもなんでオレ・・・)(元の高校生の体に戻ったんだろ?)(まてよ・・・確かあの時・・・)(オレはカゼをひいてて・・・)(そしたらあいつがやってきて・・・)(そして・・・)(あ、あいつが持って来た・・・)(あの酒を・・・!!)(まちがいないあれだ!!)
File:96
「つまり一度目はその酒の何かの作用で体が戻ったが、その時体の中に、酒に抵抗する性質ができて、もう効かなくなったという事じゃ!」
File:96
<でも驚いたわ・・・あの白乾児ってお酒、細胞の増殖速度を速めるエンハンサーの要素でも含まれているのかしら?>
File:241
「あったわよ白乾児・・・」「でもどーするの?こんな酒・・・」
「その部屋から脱出させてやるんだよ・・・」「おまえにとっておきの魔法をかけてな!!」
File:241
関連あり?
#
#
(これ、白乾児の成分を参考にして調合したAPTX4869の解毒剤の試作品・・・)(死ぬかもしれないけど・・・)(試してみる?)
File:257
#
(こんな所でコナンに戻ったら・・・)(蘭にオレの正体が・・・)(く、くそダメだ・・・)(か、体が・・・動か・・・)(ねぇ・・・)
File:257
20巻 競技場無差別脅迫事件
元に戻る方程式
「あの薬は試作品・・・多少誤差はあるだろうけど、効力が持続するのはせいぜい24時間・・・」「それまでに彼に記憶を取り戻させないとヤバイわよ!」
File:647
「フン・・・その唇が動く内に聞いておこうか・・・」「おまえが組織のあのガス室から消え失せたカラクリを・・・」
File:241
「素晴らしい!」「君はまだ赤ん坊だったから覚えちゃいないだろうが、科学者だった君のご両親と私はとても親しくてね・・・」「開発中の薬の事はよく聞かされていたんだよ・・・」
File:241
#
「でもまさかここまで君が進めていたとは・・・事故死したご両親もさぞかしお喜びだろう・・・」
File:241
#
:check:
「オマエ風邪はどうした?朝、風邪気味だって言っていただろ?」「おかげさまで、しばらく床に寝てたせいで、熱が上がったみたいよそうか、何だかうれしそうに聞えるけど・・・」
アニメ版
「なぁ灰原・・・」「何でおまえそこまでしてくれるんだ?」「解毒剤ができたんならおまえの体だってすぐにでも元の姿に戻りたいんじゃねーのか?」
File:258
「バカね・・・あなたの正体がバレたら私にも火の粉が飛んで来るかもしれないから、協力してあげてるんじゃない!」「それにあなたが飲んだのはまだ試作品・・・」「私が使うかどうかは、今後のあなたの体調をじっくり観察してから決めさせてもらうつもりよ・・・」
File:258
#
(24分オーバー・・・)(これくらいは許容範囲ね・・・)(これは貸しにしとくわよ・・・)(江戸川君?)
File:260
:!: 上記は灰原の感情的に、一番の理由ではない。灰原はコナンの心配はしている。
#
パイカルによる解毒は効果も不安定で短い
#
#
「ええ、そうよ!今度、工藤君が泊まりに来たらこっそり試そうと思って作っておいたのよ!!」「APTX4869で幼児化したあの体を元の高校生に戻す妙薬をね!!」「急いで彼に電話して!!みんなの前で元の姿に戻ったら洒落にならないわよ!!」
File:646
:recycle: 解毒剤の開発は継続
(あ、アカン!もうすぐ24時間や!はよ工藤をこいつから離さな・・・)
File:651
(ええ・・・あなたの体を幼児化させたAPTX4869の解毒剤の試作品・・・)(あなたが昨日飲んだのと同じ薬よ・・・)
File:652
(じゃあまた24時間?)
(バカね・・・)(同じ薬を頻繁に服用していると効きづらくなるように・・・)(あなたの体はその薬の耐性が出来てしまい、続けて服用すると持続時間も短くなるのよ・・・)
File:652
マ、マジかよ・・・)(もう来やがった・・・)(いくら薬の耐性が出来たってまだ4時間ぐれーしか経ってねーじゃねーか??)(いくらなんでも早過ぎるだろ!?)
File:652
ま、まあ新一君ならなんとかするじゃろう・・・発作が起きてから30分くらいは持つと言っておったし・・・」
「薬の効果持続時間が短くなるって事は発作が起きてから幼児化するまでの時間も短縮されるって事・・・」「10分持つかわからないわよ!」
File:652
(忠告したはずよ?あの薬を飲む度にあなたの体に耐性ができてしまい、どんどん効かなくなるって・・・)(本当に元の姿に戻れなくても知らないわよ?)
File:655
「灰原に言ったよ、とりあえずあの薬100錠くれって・・・」
File:655
(いーい?渡す薬は行きと帰りの計2錠!)(効果が持続する時間は約24時間! 英国に着いて入国審査が終わってから体が今の姿に戻るように、逆算して飲むのよ!)
File:743
「しかし、まさか帰国用の解毒薬を飲んでしまうとは・・・」
「仕方ねぇだろ?」「飲まなきゃ江戸川コナンはこの工藤新一が幼児化した姿だってバレそうだったんだからよ・・・」
File:746
「コナン君、旅行前から夏風邪気味だったからぶり返したのかも・・・」
File:747
:warning:見つけるのが難しいが、ロンドン編も風邪を引いている
#
(あの灰原哀って子に、電話で頼まれたのよ・・・)(どーせ新ちゃん、解毒剤を2錠とも飲んじゃうだろーから予備の薬を持ってってあげてって・・・)
File:752
「どーせなら100錠くらいくれりゃーいいのによ!」
File:752
「忘れないでよ?あなたは表舞台に立つことを禁じられた存在!」「その時が来るまで、ず──っと隠れていなきゃいけないって事を・・・
」 File:753
100錠欲しがるコナン
#
#
:!: 解毒剤の効き目は24時間。その後発作が起き、30弱はキープ。
#
#
#
#
:!: 間隔を明けずに二回目を使用すると耐性から持続時間は4時間程度となり、発作の時間も短くなる。
#
#
#
(なかなか薬の効果が切れねーから、30分も外のトイレに籠もっちまったぜ・・・)
File:743
灰原が初めて解毒剤を使う
この話で登場した宮野志保はキッドなので、解毒剤は使用していない
:star:
「気づく読者はどれぐらいいるかな?」と、原作では二人が体調を崩しているのか、風邪を自覚しているのか、あいまいな表現にしていたのだが、アニメでは「オマエ風邪はどうした?朝、風邪気味だって言っていただろ?」と、コナンが哀に向かってバッチリと、哀は風邪だということを示すセリフがあったのだ(第177回放映『黒の組織との再会コナン編』)。そのため原作で「風邪+バイカル=元のカラダ」ネタは今さら書けなくなってしまい、「どうやったら二人の身体が元に戻ることにしようか」を考えなければならなくなってしまった
コナンドリル
#
伏線を変更するわけにはいかないので、原作でも元に戻る時は風邪を引いているという設定はその後も生きていて、灰原やコナンはまだ気づいていない。(毎回風邪をひいているのは偶然)ただ、+αの要素が必要、あるいは風邪ではなくて熱などの変更可能性はあり。
#
「工藤君から電話で、一時的にでも、もう一度工藤新一に戻れる方法はないかって聞かれてね・・・」「でも、APTX4869の解毒剤の試作品はもうないし 前に風邪薬代わりに飲んで元の体に戻れたパイカルも抗体ができてしまってもう効かない・・・」「その時ふと思いついたの・・・強い風邪と同じ症状を引き起こすあの薬を飲んで もう一度パイカルを飲めば1回くらいは元の体に戻れるかもしれない」
「思ったとおり、実験は大成功 工藤君は元の体に戻ったわ・・・でも、強い風邪を引いているのと同じだから 体はガタガタだし、命の保障はできないわね・・・」
迷宮の十字路
#
「解毒剤が効くには風邪の症状が必要だけど、熱が高すぎてもダメみたい・・・」「おかげで、貴重なデータが得られたわ・・・」
OVA 10年後の異邦人
#
それに、オメーの風邪も治っただろ?奴らからのプレッシャーが消えたからじゃねーのか?」
File:435
:pen: 灰原は解毒剤を握りしめ、薬を作ったことを後悔。「今はこの薬に頼る」は解毒剤のこと。
OVAは完全なパラレルとは言え、薬に関して勝手な解釈はまずいので、アニメは先を進んでいる可能性あり。
#
唯一、解毒剤を飲んでから元の姿に戻るまで時間がかかった話。かなり体調が悪かったことから、熱が高すぎたことと関係あったり?
#
アニメと同じような時期に放映された映画では、風邪と同じ症状を引き起こす薬を開発している。ただし、これは完全なパラレルで原作ではそのような薬はない。
なお、原作では解毒剤+風邪(必須)なので、「パイカルは耐性ができたためもう使えないが、風邪をひけば一度くらい元の姿に戻れるかも」という灰原の推測は怪しい。灰原のニュアンスだと、解毒剤でも結局風邪は必須だということに気づいていないようでもある。コナンが二度目のパイカルで戻れなかった時は、耐性ではなく風邪が完治していた可能性がある。
ちなみに、灰原は組織に狙われると風邪をひくという謎設定がある。プレッシャーで免疫が落ちるというのもありえなくはないか。組織のコードネームが酒、元に戻る材料が風邪と酒、というのもひっかけてたり?
#
唯一、解毒剤の持続時間が24時間ではないが、意図的なのか、初回だからとか漫画の都合なのかは不明。学園祭で倒れてから翌日の夜なら24時間の見積もりも可能だが、後の傾向から連続二回目の服用は耐性ができて持続時間が短くなる。
#
解毒剤を作る段階で効き目時間を多めに設定した。初めての解毒剤で耐性が全くない状態だったから。学園祭で倒れたことの影響。蘭の輸血による影響(APTX4869の投与リストは血液型で並べられた可能性がある。ただ、新一と蘭は同じ血液型とされている。)などいくらでも後付は可能だが、元の姿に戻るタイミングを灰原が予測できていたことがネック。その場合イレギュラーな要素を考慮に入れていたことになる。あまり気にしなくてもいいのかもしれない。
#
「・・・・・・」(工藤君・・・?)(あなたは夢にも思っていないでしょうね・・・)(あなたはすでに・・・)(我々組織が半世紀前から進めていた極秘プロジェクトに・・・深く関わってしまっているなんて・・・)
File:189
19巻 競技場無差別脅迫事件
いや、拳銃はまずい!!」「さっきの騒ぎで、サツが、まだうろついてる!!」「こいつを使おう・・・」「組織が新開発したこの毒薬をな・・・」「フフフ・・・なにしろ死体から毒が検出されない・・・」「完全犯罪が可能なシロモノだ!!」「まだ人間には試した事がない、試作品らしいがな・・・」
File:1
「そうか・・・未完成だったその薬の不思議な作用で、体が小さくなってしまったというわけか・・・」
File:2
*この時点では人を幼児化させる薬ではなく、幼児科は毒薬のイレギュラーな効果として考えている。
#
「もしもし。わたしだけど、ちょっと来てくれる?」「ええ、そう・・・・・・第四ラボよ。」「面白いものみせてあげるわ」
エピソードONE
(とうとう、やったわ・・・・・・!)
「やっぱり罠なんじゃあ・・・・・・」「あの社長、泥参会とつるんでるってバーボンが言ってやしたし・・・・・・」
エピソードONE
「それに、あそこはあきらめるには惜しい場所だからな」
工藤新一 ── いいえ、今の名は江戸川コナン・・・。
私が開発した毒薬『APTX4869』を飲んで、死ななかった人間・・・。
非常に興味深い素材だから、死なすのは惜しい──。
シェリーはニヤリと口の端を持ち上げると、コーヒーを淹れようと流し台に向かった
。 エピソードONE(ノベライズ)
「何しろ遺体から毒が検出されないって触れ込みの、完全犯罪が可能な代物だ・・・・・・」
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灰原は幼児化したマウスを見て実験の成功を確信した。少なくとも、灰原はAPTX4869を幼児化の薬として作っていた。また、亡き両親の研究の再現を自発的に行ったからか、薬の復活に肯定的で、それどころか「とうとうやった」と、悲願だったようである。
原作にない「触れ込み」というキーワードが追加され、「そう噂されている」あるいは、「そう言われ渡された」という意味が強くなり、ジンはあまり関与していないニュアンスになっている。
新一を助けたのは人道的なところもありそうだが、モノローグ(本音)は研究対象。この時点でまだ新一(コナン)への恋愛感情はないので、薬への執着が大きい。
あら、薬品名はまちがっていないはずよ・・・」「組織に命じられて私が作った薬だもの・・・」
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「あなたといっしょよ・・・」「私も飲んだのよ・・・」「細胞の自己破壊プログラムの偶発的な作用で、神経組織を除いた骨格・筋肉・内臓・体毛・・・それらのすべての細胞が幼児期の頃まで後退化する・・・」「神秘的な毒薬をね・・・」
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”神秘的な毒薬”は人を殺す毒ではなく、幼児化させる毒薬なので神秘的。
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「そうよ・・・試作段階のあの薬を勝手に人間に投与した事も、組織に嫌気がさした理由の一つだけど・・・」「最も大きな原因は私の姉・・・」
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「当然の様に、組織に歯向かった私は研究所の、ある個室に拘束され・・・私の処分を上が決定するまで、またされるハメになった・・・」「どーせ殺されるならと、その時飲んだのが・・・」「隠し持っていたAPTX4869・・・」「幸運にも死のうと思って飲んだその薬は、私の体を幼児化させ・・・」「手カセから私を解放し・・・」「小さなダストシュートから脱出させてくれたのよ・・・」
File:180
「どこにも行くあてがなかった私の、唯一の頼りは工藤新一・・・」「あなただけ・・・」「私と同じ状況に陥ったあなたなら、きっと私の事を理解してくれると思ったから・・・」
File:180
「殺されたのよ・・・」「組織の仲間の手にかかってね・・・」「何度問いただしても、組織はその理由を教えてくれなかった・・・」「そして、その正式な回答が得られるまで、私は薬の研究を中断するという対抗手段をとった・・・」
File:180
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「いーい工藤君よーく聞いて・・・」「私達の体を幼児化したAPTX4869のアポとはアポトーシス・・・つまりプログラム細胞死の事・・・」
「そう・・・細胞は自らを殺す機構を持っていて、それを抑制するシグナルによって生存してるってわけ・・・」
<ただ、この薬はアポトーシスを誘導するだけじゃなく、テロメアーゼ活性も持っていて細胞の増殖能力を高める・・・>
File:241
「感謝して・・・あなたのデータは、「死亡確認」に書き替えてあげたから。」「非常に興味深い素材だから、生かしておいてあげたのよ・・・」「組織に報告したら、私の手元に来る前に殺される可能性が高いからね・・・」「まあ・・・データを書き替えたのが、組織を裏切った私だとわかれば、再び疑い始めるかもしれないけど・・・」
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エピソードONEでは「Sherry」のサインを入れるシーンもあり
:!: 組織(ベルモット除く)はまだ幼児化を知らない
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「仕方ないじゃない・・・」「毒なんて・・・」「作ってるつもり・・・」「なかったもの・・・」
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「君が工藤新一だとわかったら、また奴らに命を狙われるじゃろう!!」「それに君のまわりの人間にも危害が及ぶ!!」「いいか!!君の正体が工藤新一である事は、ワシと君だけの秘密じゃ!!」「決して誰にもいってはならん!!」「もちろん、あの蘭君にもじゃぞ!!」
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(まあ聞け!!)(君の死体が見つからなかった事は、いずれ黒ずくめの男達にもわかる・・・)(その時は、この家に出入りしている者を真っ先に疑うじゃろう・・・)
File:2
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博士、コナンは幼児化は偶発的作用と思っていたこともあり、組織はまだ新一の現状には気づいていないと認識。しかし、遺体が見つからなかったことが知られれば、真っ先に工藤邸に出入りしている人物が疑われると考える。
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「あなた知ってた?組織はあなたの家に二度ほど調査員を派遣してたのよ・・・」「あの薬を飲んだ人間の中で、あなたの死亡だけが確認されてなかったからね・・・」「当然その調査に、薬の考案者である私も同行したわ・・・」「でも、家の中はホコリだらけで、誰も住んでいる形跡はなく、一度目はそれでお開きになった・・・」「二度目の調査はその一ヵ月後・・・」「相変わらずホコリだらけで、どこも変わった様子はなく・・・私もあなたが死亡したものだと思い始めたその時よ・・・」「洋服ダンスの奥の奇妙な変化に気づいて・・・」「鳥肌が立ったのは・・・」「なくなってたのよ・・・」「一ヶ月前にはあったはずの、あなたの子供の頃の服だけがごっそり・・・」
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「動物実験の段階で、一匹だけ死なずに幼児化したマウスがいたから、この仮説は容易にたてられたわ・・・」「工藤新一はAPTX4869を投与され・・・」「幼児化した可能性があるってね!!!」
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実際、組織は死亡確認の取れていない新一の家に二度ほど組織を派遣、灰原も同行した。その二度目の調査で、マウスの実験でAPTX4869の成功を見ていた灰原は、新一の幼児化に気づく。灰原はAPTX4869を飲んで死なずに幼児化した新一に興味を持ち、リストを死亡に書き換えたことで、新一は今のところ組織の目から逃れることができている。しかし、Sherryのサインをしたので、一度疑われればすぐにバレてしまう状況。
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(江戸川君?)
「ホラ、この前話したメガネの男の子よ・・・」「ホラァ・・・あなたも何か用があって米花町の誰かの家に行ったっていってたでしょ?」
「ああ工藤新一・・・」
「そうそう、あの近所の探偵事務所の子よ!」「なんか変ってるのよね・・・子供のくせに落ち着いてるっていうか大人っぽいっていうか・・・」
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:pen: ”本当に作らされていたのは”とモノローグ。真実を隠していたということなので、「組織に命じられて」「薬の考案者である私」など、これまでコナンには嘘をついていたことになる。
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関連
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:pen: 灰原が新一の幼児化に気づいたのは、姉の明美から、新一の家の近所の探偵事務所に、大人っぽい変わった子供がいることについて聞いていたこともある。
:pen: 二種類の薬が出 てきたことから、灰原の薬についての発言はAPTX4869と新薬(灰原の作らされていた薬)とどちらについて言及したのかは不確か。あるいは、二つで一つの薬(両方)という認識か。
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「ええ・・・組織は私を血眼になって探しているでしょうね・・・」「私がこんな体になっているとも知らずに・・・」「でも、あの薬をこのまま組織が暗殺のために使い続けたら、いずれ私達の様な幼児化する人間が出ないともかぎらない・・・」「そうなると私の幼児期の顔を知っている組織が、私を見つけ出すのは必至・・・」
File:180
一方で、組織がなぜ灰原を見つけられていないかというと、灰原がAPTX4869でマウスの幼児化に成功したことを、組織のメンバーはまだ知らないため、幼児化を視野に捜索していないから。(エピソードONEではラボの仲間には教えていた)幼少期の顔を知られている灰原は、簡単に見つかってしまう設定。(新一は組織に幼少期の顔を知られていないのでTVなどに出ることができる)そのため、このまま組織がAPTX4869を使い続け、幼児化する人間が現れれば、灰原の幼児化も疑われ、次いで新一へと芋づる式にバレてしまう恐れがある。
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<わからないの?彼らは私のこの幼児化した姿にもかかわらず私をここに監禁したのよ?><たとえここから逃げても二日もたたない内に彼らは私を見つけるわ・・・><そうなれば彼らは私をかくまっていた博士はもちろんの事、私に関わった人達もみんな・・・><秘密保持のために一人残らず抹消するでしょうね・・・>
「そう、ここで殺されたとしてうまく脱出できたとしても・・・」「私はもう二度とあなた達に会えない状況に追い込まれてしまったのよ・・・」
File:241
「よせ・・・私を殺すとシェリーを捜せなくなるぞ・・・私には見当がついている・・・」
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どちらも「競技場無差別脅迫事件」でのセリフのため同じ薬を語った可能性が高い。「プロジェクトに関わる」はコナンがAPTX4869で幼児化していることが前提と考えられ、さらにそこからの成長(解毒剤)も含まれているかもしれない。「時の流れに逆らう」もAPTX4869の効果そのまま。灰原登場間もない時期ということもあり、どちらもAPTX4869についてか。あるいは、灰原の薬が老化や成長系だった場合は、薬は2つで一つを意味していたか。「あせっちゃダメ」のキーワードは成長のほうが当てはまる。漫画は打ち切りがあるため、場合によってはAPTX4869で完結し、「灰原の薬」は出てこないで終わっていた可能性はある。
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APTX4869=両親の研究≠灰原の研究であるため「私の研究の目的」は後者の自身の研究を意味していた可能性がある。作中で別の薬があると判断できる伏線があるとすれば、89巻までにこれが唯一のため。宮野夫婦はAPTX4869を「怖ろしい薬」と認識していたが、灰原は「安心しなさい」と正反対。これが別の薬(それぞれの研究について語った)であれば矛盾しない。ただ、コナンはAPTX4869について質問し、灰原はその質問に答えているが... 灰原は「・・・」と返答に間を置いていることから、(両親の研究はともかく)私の研究は危険なものではないから安心しなさいと話を逸して答えたと解釈も可能。
:pencil2: アポトーシス:おたまじゃくしがカエルに成長すると尾が喪失するのは、このアポトーシスによる細胞死によるもの。そのアポトーシスを誘導(引き起こす)。「神経組織を除いた骨格・筋肉・内臓・体毛・・・それらのすべての細胞が幼児期の頃まで後退化する」のはこのためか。
:pencil2: テロメアーゼ活性:老化はテロメアが短くなることで起きる。現代でもアンチエイジングで研究されている分野。「活性」させるので、不老や若返りを促進していると考えられる。身長が縮むだけでなく、年齢も若返るのはこの影響か。中年女性のメアリーもちゃんと少女(中学生)の肌年齢になっている。
幼児化現象は偶発的に起きたものではなく、薬の効果として計算されたもの。エピソードONEでの灰原のモノローグからもわかる。
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:pencil2: アポトキシンのアポはアポトーシス、トキシンは「Toxin」毒を意味し、それぞれを繋げたもじり。ただし、本来の効果は灰原が言う通り、人を殺す毒薬ではなく、幼児化させる神秘的な毒薬。当初のコナンサイドの予測とは反対で、人殺しを目的として作られたわけではなく、目的は幼児化やその延長にあるもの。組織は「証拠の残らない毒薬」として偶然の成果物を悪用しているだけ。
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灰原の幼児化に気づいたピスコだったが、ヘマをしたために、組織に報告する前に消されてしまう。同じく42巻の「二元ミステリー」では、カルバドスが灰原を目撃することになるが後に自害。(おそらく、ベルモットは後で殺すか口止めするつもりだった。)また、劇場版「漆黒の追跡者」ではアイリッシュがコナンの正体に気づくもやはり組織に殺されてしまう。幼児化がバレると必然的にクライマックスへと向かってしまうのでここは漫画の都合で仕方なしだろうか。
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:check:
コナンがお酒を飲んで元の身体に戻るときがあるでしょう?あの『臼乾児(バイカル)』というお酒は、『ルパン三世』に出てくるすごくかっこいい魔術師の名前なんです。
コナンドリル
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解毒剤=魔術師。もし宮野厚司にコードネームがあったのなら、パイカル(蒸留酒なので男)だったりしたら面白いかも?
灰原はAPTX4869を自発的に復元したり、仲間に報告した薬の成果も組織に漏れていないことから、ラボは想像するような、組織の監視下にある恐ろしい場所ではなく、比較的リベラルのようでもある。研究所(研究者)は表向き組織とは無関係を装っている可能性が高そうで、普段は組織とはそれぞれ独立して活動しているのかもしれない。
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ただし、灰原は組織内の事情をそれなりに知っているし、行動を制限され、研究を拒否したことでガス室に閉じ込められたり、過去には美国島にも同行。ジンの恐ろしさも知っている。
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「それより気にならない?小娘とつるんでるその男・・・」
「ああ・・・あの女に抱きこまれた男・・・見てみたいもんだその面を・・・」
「ええ・・・恐怖に歪んだ死に顔をね・・・」
「また米国に戻るんですかい?」
「いや・・・女優はしばらく休業・・・」「日本でのんびりするつもりよ・・・」「ちょっと引っ掛かる事もあるしね・・・」
File:242
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:star:
半世紀前から活動
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「証拠を残さず目的の人物を抹殺し、霧のようにその姿を晦ます・・・・・・」「彼らのやり方に似てるわね・・・」
File:424
「ああ・・・彼女がこの家のどこかに何かを隠したんじゃないかと踏んで探しに来たんだ・・・」「トイレの中にも盗聴器を仕掛けた痕跡が残っていたからな・・・・・・」
File:424
「んで、20年後再びやって来た時に取り付けていた物をはがし、代わりにこいつを貼っ付けたってわけだ・・・」「1から20の番号が振ってあるこのカセットテープを・・・」「ビニール袋に入れてな!」
File:425
「なんでも、宮野博士が若い頃に自費出版した本の装丁を、その幼馴染が受け負ったらしくてな。」「本は売れなかったが、そのデザインが斬新で博士達の間でも評判じゃったよ・・・」
File:423
「じゃあその後、宮野博士はどこに住んでいたの?」
「さぁ・・・自分の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究施設に行くと言っていたが、それがどこにあるかまでは・・・」
「奴らだな・・・」
「ええ・・・多分・・・」
File:423
「大丈夫、薬で体が縮んだなんて夢物語、普通誰も信じねーし思いつきもしねーよ!」「バレないたにも、このまま子供を演じ続けなきゃいけねーんだ・・・」「その時が来るまでな・・・」
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面がわからねーんなら組織のコンピュータに検索をかけろ・・・
File:238
「「シェリング・フォード」はコナン・ドイルが自分の小説の探偵を「シャーロック」と名づける前に仮につけた名前・・・」「つまり「試作段階の名探偵ってわけさ!」」
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<試作段階のあの薬を組織の人達がたまにこう呼んでいたのよ・・・>「シリアルナンバーの4869をもじってしやろく シャーロック・・・」「「出来損ないの名探偵」ってね!」
File:241
薬の資料は研究所の火災で焼けてしまったことが明らかになるが、灰原は後に資料を集めAPTX4869を復活させた。データは組織のサーバにある。また、ラボのメンバーもその件は知っているようで、APTX4869を「出来損ないの名探偵」と呼んでいた。喪失した資料を集めたのは灰原なので、時系列はその後の最近ということになるが...
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シンプルな解釈では、APTX4869が試作段階(未完成)だから。これは、幼児化どころか毒薬でしかない。(失敗作)幼児化から成長しない、あるいは赤子化まで持っていきたい(未完成)などが考えられるが、灰原は研究を重ねた末にようやく1匹のマウスの幼児化に成功させただけで、そのことを仲間に報告(既に知っていたではおかしい)組織はAPTX4869を毒薬として使用している。
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組織が幼児化を視野に捜索をしていないなどの状況(ラボの一般メンバーは幼児化を知っているが、組織のメンバーは一切知らないという状況は不自然)を考えると、やはりシンプルなのは失敗作だからというパターン。「出来損ない」は未完成や発展途上より揶揄した表現。成長しない(役立たず)でも当てはまるが...
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ベルモットは「随分入れ込んでるのね・・・その小娘に」と、まだ灰原への執着は見せていない。一方、「それより気にならない?」と、関心があるのは、「女に抱きこまれた男」のほうで、「ちょっと引っ掛かる事もあるしね」と、日本に留まることにした。
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ピスコが灰原の幼児化に気づくことができた理由は、研究している薬について知っていたことと、灰原の幼少期の顔を知っていたからと考えられる(ベルモットは新一の顔を知っていた)。ただ、深読みすると、幼児化の成功を知っていたために、最初から見当を付けていた可能性も。あまりにも簡単に、ピスコは幼児化した灰原に気づいている。
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「あら、随分入れ込んでるのね・・・その小娘に・・・」
「悪かったなベルモット・・・」「あの老いぼれをサポートするためにおまえほどの女をわざわざ呼んだっていうのに・・・」「とんだヘマに付き合わせちまって・・・」
File:242
バスジャックの時点で、ベルモットはまだ「本命はまだ」と言っている。
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「感じたのよ・・・」「杯戸町のデパートに行ったあの日・・・」「薄れて行く意識の中で・・・私を蔑むような冷徹な視線を・・・」
File:424
「それより例の捜し物は見つかったのか?」
「そうね・・・本命はまだって所かしら・・・」
「本命って・・・?」「そろそろ教えてくださいよどこで何やってるか・・・」
File:287
灰原の正体がバレたあの日、直接診察を受けて正体がバレてしまったことから、殺意にも似た冷徹な目線を直に感じているが、杯土シティホテルやバスでは視線ではなくて、圧迫するような魔性のオーラ。これは、まだ灰原がターゲットに入っていないからとも考えられる。
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先に新一の幼児化に気づくことができたために、芋づる式に灰原の幼児化もバレたという順序がある。これは、最初から灰原の幼児化がバレていたわけではないという裏付け。ベルモットが、灰原を追う過程で強い殺意が見て取れるようになったこと。ジョディが「彼女にとって、とても都合の悪い情報を持っている事は確か」と言うように、宮野夫婦の研究を愚かと考えているベルモットが、灰原がAPTX4869を復活(幼児科の成功)させてしまったこと、あるいは、その解毒剤を完成させようとしていると知ったことで、是が非でも殺さなければならない対象になったのではと考えることができる。まぁ、ミステリートレインでベルモットが灰原を大人の姿で殺そうとしたように、組織の仲間に幼児化を秘密にしたいことがわかるので、本命はシンプルに前者。
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「ここまで進めていた」なので、まだ途上のニュアンス。組織がまだ幼児化の成功を知らないこと。宮野夫婦が作っていたのはAPTX4869であること。それで「両親もさぞお喜び」なので、シンプルに考えれば幼児化に驚いたとなるが、17年前に既に宮野夫婦は幼児化に成功し、その話をピスコが聞いていたという可能性もあるかもしれない。ピスコが驚いたのも、大人の姿から再び幼児化する瞬間と、きわどいタイミング。
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この場合、ベルモットがピスコのサポートに来たのは最初から消すつもりであったという深読みもできるが、あくまで裏路線。反証する根拠が多数ある。
#
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しかし、薬の成功がある程度組織内に漏れていたのなら、他にも知っているメンバーがいてもおかしくないし、これだと慎重居士なボスも幼児化の成功を知っている可能性が高く、幼児化を視野に灰原を捜索できないのは、「部下に幼児科がバレるから」などと、回りくどい設定となる。
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ベルモットは新一の幼い顔に見覚えがあり(有希子にアルバムを見せてもらったというコナンの推理)、似た顔の少年がうろついていたこと、会場にいた切れ者が事件を解決したことや新一が組織に殺害された件などを合わせて、幼児化の可能性を疑ったと考えられる。そして、「引っかかること」を確認するために、新出先生に成り済まし、帝丹小の健康診断を通してコナンの正体を確定させる。灰原は風邪で学校を休んだために免れた。
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その場合でも、適当な理由を付けて、幼児化した灰原を下校中などに轢き殺すなど命令してしまえばいいわけだし、幼児化を秘密にしたまま灰原を殺害する方法はいくらでもあるので、「幼児化を部下に秘密にするために、幼児化を視野に捜索ができない」というのは言い訳にならない。
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キッドキラーとして有名になっている、工藤新一と親しい娘がいる毛利探偵事務所に突然現れたコナンを、石橋を叩いて壊す程慎重なボスがリストの死亡サインを信じて新一と疑うことがない間抜け設定になるなど、いくらでも突っ込みどころが出てきてしまう。24巻の時点ではまだあまり細かい設定などを練っていなかった可能性もあり、ピスコの行動に多少強引な点があっても、それほど気にはしないでもいいのかもしれない。
「ちゃんと着てるわよ・・・」「酒蔵にあった清掃員のツナギを・・・」「もちろん薬のデータをコピーしたMOも持ってるわよ!」
File:240
灰原はMOは燃えてしまったと言っているが、初めて解毒剤を使った話の前に、汚れたMOを机に置いて「邪魔しないでね」と、秘密で解毒剤の開発をしている。コナンは「白乾児の成分だけじゃ完成品は無理か」と考えるが、解毒剤の研究が進んだ理由はAPTX4869のデータを得たことも大きく、完成できない理由は別にある。
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#
「
ツナギに入れたままのあのMOも燃えてしまっただろうから、私がここに留まる意味もない・・・」
File:241
「私、朝まで地下室でやる事あるから邪魔しないでね・・・」
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「やっぱ白乾児の成分だけじゃ完成品は無理ってわけか・・・」
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デスクに置いてあるMOが数枚あり、上に重なっているMOにも端の方に黒墨がついていることから、これらは灰原が研究所から事前に帰った宮野夫婦の研究データで、酒蔵から持ち帰ろうとしたMOは本当に燃えてしまったのでは?とも考えられるかもしれない。
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ただ、それだとあえて危険を犯して組織のサーバからデータを落とそうとした意味がない。両親のデータは渡したくなかったので、予備のデータを取ろうとしたとか後付は可能かもしれないが、回りくどいし、そんなことをするなら、最初からバックアップを取っておけば済んだというオチに。
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白乾児とデータを手に入れたことにより解毒剤を作りことができたという進行が、実はデータは最初からあった。データを持ち帰ったにもかかわらず嘘をついた灰原の心境も意味がなく、本当に燃えただけという、エピソードの重要度が一気に薄れてしまう。監禁された時に武器や工具を持っていないか身体チェックはされるだろうし、APTX4869は一錠隠し持っていたが、フロッピー数枚は流石にバレるだろうし(笑)
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「ええ・・・デザイン事務所を欲しがっていた私に、自分は家を空けるから、しばらくお前に貸してやるって・・・」「それ以来、30年間ずっと刈りっ放しだよ・・・」
(ここがお父さんの育った家・・・)
File:423
あら、言わなかった?私、物心つく前にアメリカに留学させられていたから、雛人形なんて触るのこれが初めてよ・・・」
「お姉ちゃんは、親に買ってもらっていたみたいだけど・・・」「その親も、私が生まれてすぐに死んじゃって・・・」「つらい思い出が詰まったその人形をお姉ちゃん、出さずにずっとしまっていたし・・・」
File:384
「・・・なあ、おまえの両親、何で亡くなったんだっけ?」
「さあ・・・研究中の事故死だってお姉ちゃんは彼らに聞かされていたようだけど・・・」
File:384
「そういえばピスコが言ってたな・・・オメーの両親、科学者だったって・・・」
「ええ・・・母はあまり知られていないけど・・・」「父の「宮野厚司」の名前なら、その方面にとどろいているらしいわよ・・・」「学界から追放された・・・」「マッドサイエンティストとしてね・・・」
File:384
「おい、何なんだ!?」「おまえ、両親の研究を継いで薬を開発してたんだろ!?」
「・・・・・・」
「その薬っていったい何の・・・」
「死者を蘇らせる秘薬・・・」「・・・とでも言えば満足かしら?」
「まあ安心しなさい・・・私の研究の目的はそんな夢のような薬じゃないわ・・・」
File:384
「安心しなさい」「私の研究の目的は~」と「私わかってなかった」「こんな薬作っちゃいけなかった」が対になっている?(解毒剤=灰原の研究目的)
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「エレーナって、奥さん外国人かよ!?」
「ああ・・・彼女がイギリスから日本に留学している時に知り合ったそうじゃ・・・」「でも、まさか彼女が哀君の母親だったとは・・・」
(なるほど・・・どーりで、何かと日本人離れしてるってわけか・・・)
「そーいえば、彼は一度も自分が何を研究しているか言わなかったのォ・・・」
File:398
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「はあ・・・せめて博士が灰原の父親の宮野厚司って科学者を知ってりゃなぁ・・・」
「ん?」「ああ・・・宮野博士なら知っておるよ・・・」
「発明品の発表会で二、三度会ったかのォ・・・」
File:398
「学会から追放されたマッドサイエンティストを知ってんのか!?」
「マッドサイエンティスト?」「気さくで感じのいい男じゃったぞ・・・ワシの発明品も気に入ってくれとったし・・・」「無口で何を考えているかわからなかったのは、彼の奥さんの方じゃったよ・・・」「確か名前はエレーナとか言ったかのォ・・・」
File:398
彼には小中高と同級生で、デザイナーをやっておる幼なじみがいる事がわかったんじゃよ!
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*同級生の出島社長が現在で54歳なので、24歳の時
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デザインを請け負った社長は組織にスカウトされたり、狙われていないことから、「デザインが斬新」の意味は、無名だった宮野厚司が話題になり、組織の目に留まったきっかけとなっただけかもしれない。
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重要なのは宮野厚司が研究していた基礎研究。自身の理論が後の研究に役に立っていないでは意味がなく、組織がスカウトした意味もないので、APTX4869に関係することと考えられる。ポイントは博士仲間にもデザインしか話題にならず、本は売れなかったこと。(内容は興味を持たれなかった)また、厚司がこの時点でAPTX4869の全ての理論を完成させていて、エレーナは何もしていないという展開も考えにくいので、まだ要素の一部であった可能性が高い。
#
#
APTX4869は主にアポトーシス誘導とテロメアーゼ活性の2つの働きから成るが、後者で主に用いられるアンチエイジング研究は話題にならないことはない。となると、前者のアポトーシス関係だが、癌の治療などが目的であればやはり関心を集めるはずで、それならば、この時点では単純に人の身長を後退化させるだけなど、それだけでは人類にとって意味のないものであったか、実現性の低いものや研究として許されないものであったと考えられる。
もし厚司がアポトーシス誘導の研究を行っていたのなら、エレーナの方はテロメアーゼ活性の研究をしていたのかもしれない。あるいは、厚司が人を幼児化させる薬を考案(成長しない)し、エレーナが老化させる薬を研究していたが、エレーナの薬は研究所の火災で消失し、それを灰原が引き継いだとか。ただ、これではやはり厚司の本にAPTX4869の研究内容がそのまま載っていたことになるし、後にマッドサイエンティストとして学会を追放されたくらいなので、少なくともタブー視されるなど内容については物議を醸すのではと。
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人に言えない研究ということで、この時点で、既にAPTX4869の研究を始めていた可能性が高い。
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それで?その後宮野博士から何の連絡もないんですか?」
「え、ええ・・・結婚したっていう葉書が一枚来たぐらいで・・・・・・」
File:423
「ああ・・・その人なら、社長の留守中に一度来られましたよ・・・」
「ほら、社長って昔からデザインに詰まるとよくブラッと外に出て、しばらく帰って来ないじゃないですか・・・・・・」「丁度その時に来られたんですよ・・・」「外国人のきれいな奥さんと4,5歳くらいのかわいい娘さんを連れて・・・」
「何か社長に大事な話があったみたいで、結局ここに一泊して帰られましたよ・・・もしかしたら社長が戻って来るかもしれないって・・・」
「確か奥さんの名前はエレーナで、娘さんは明美ちゃんだったかな・・・」
File:423
「奥さんは奥さんで、ずーっと黙ってるから言葉が通じないのかと思ったら、娘さんと日本語で話していたし・・・」「旦那は絶えず窓の外を気にしていたし・・・」「そーいえばあの時、この家の前にずっと車が停まってたな・・・」
「ああ・・・スモークガラスの黒い車・・・」
(監視付き・・・)
File:423
「おいおい、そりゃいったいいつの話しだ?」
「あれは丁度、古くなったこの家を事務所用にリフォームした直後だったから・・・」「もう20年前ぐらい前ですかねぇ・・・」
「その時、宮野博士があなた方に何か言い残したりは・・・?」
「いや・・・」「特には何も・・・」
File:423
近くの研究所に勤めると言った環境ではないということ。それだけでなく、10年間の間に結婚したという葉書を一枚送るのが精一杯であった(休日に遊びに戻ることも、電話や手紙を気軽に送ることもできない)状況だったと考えられる。研究に夢中だったとか言ってしまえばそれまでだが...
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宮野夫婦は20年前に一度、事務所を訪れていた。一晩待った、事務所のスタッフに言伝をしなかったことから、大事な秘密の話があったと考えられる。APTX4869を完成させるため、デザインの得意な出島社長に何か頼み事をしたかった可能性もある考えられるが、組織は出島社長に目を付けていない。また、宮野夫婦と組織で薬のゴールが違う可能性は十分ありえるものの、板倉のようにシステム開発なら関連しそうだが、あくまでデザイナーに頼めることと、APTX4869の開発とではいまいち話が繋がらない。
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#
もしかしたら、宮野夫婦がAPTX4869を完成させるために灰原へ「お別れ」のメッセージを残したように、厚司が最後に友人に家を明け渡すなどお別れの話をしようとしたとか。ただ、宮野夫婦が死ぬまで数年あるところがネックだが。
「間違いないわね・・・」「お姉ちゃんは何かを隠した・・・」
「ああ・・・」「このトイレの中のどこかにな・・・」
File:423
「ああ・・・少なくとも、奴らの手掛かりぐれーは入ってるはずだ・・・・・・」「黒ずくめの監視役に気づかれちゃならねー大事な情報がな!!」
「悪い灰原・・・」「確かにこれはオレが聞いちゃいけねーテープ・・・」「オメーの・・・オメーだけの・・・声だ・・・」「聞いてみな・・・」
File:425
<11歳になった志保へ・・・><誕生日おめでとう・・・>
(お母さん?)
<そろそろ好きな子できましたか?><お母さんの初恋はね・・・>
(多分死期を悟って灰原の姉さんに託したんだ・・・)(成人するまでの娘への言葉を・・・)(このカセットテープに込めて・・・)(託された姉さんは監視が厳しくて渡せなかったけど・・・)(昔やったイタズラの事を思い出して、あのデザイン事務所のトイレでこっそり渡すつもりだったってわけか・・・・・・)(よかったな灰原・・・)(おまえの母さんは正真正銘のエンジェルだぜ・・・)
File:425
<志保・・・今あなたがやろうとしてる事・・・><後悔しませんか?><だったらお母さんは大賛成!><ずっと応援してますから、しっかりがんばってくださいね・・・>
(お母さん・・・)
<じゃあ次は19歳の誕生日に・・・・・・><バイバイまたね・・・>
<あ、それと・・・><そろそろあなたに言ってもいい頃かも・・・・・・>
(え?)
<実はお母さんね・・・>
File:427
#
宮野厚司は阿笠博士の発明を気に入ったりと、ユーモアのセンスのある人物像が想像できる。このことからも、厚司自身の研究も、そうした人間が考えるような変わった内容だった可能性がある。また、明美や灰原のいたずら好きは父親からの遺伝かもしれない。
#
「知りたくなった・・・じゃダメかしら?」「私の両親が本当に組織で噂されていたような人物かどうかを・・・」「あの明かるい、あなたのお母さんに会ったら無性にね・・・」「でも、どうやらマッドサイエンティストの父はともかく・・・・・・」「母は無口で陰気で何を考えているかわからない人だったみたいね・・・」
File:424
「バーロー・・・ただの噂だろ?勝ってに決めつけてんじゃ・・・」
「知ってる?私の母が組織で何て呼ばれてたか・・・」「ヘルエンジェル・・・」「地獄に落ちた天使・・・」
File:424
「さすがヘル・エンジェルの娘さんだ・・・」「よく似てらっしゃる・・・」
File:823
(ダメって言ったでしょ?)(もうケンカしちゃ・・・)
(だってー・・・)
(次に怪我して来てももう手当てできないよ・・・)(先生・・・ 遠くに行っちゃうから・・・)(バイバイだね・・・)(零君・・・)
File:889
(実はお母さんね・・・)(今、とても怖ろしい薬を作ってるの・・・)(ラボの仲間は夢のような薬って浮かれてるけど・・・)(父さんと母さんは願いを込めてこう呼んでるわ・・・)(シルバーブレット・・・)(銀の弾丸ってね!)
File:821
42巻の伏線が78巻で回収されたが、テープの番号は20まであったので、まだ19歳と20歳の分が残されている。組織や研究、自分たちのことに関する内容の可能性もあるが、灰原は律儀に自分の年令分までしか聞いていないので、ラスト、エピローグで流れるような内容なのかもしれない。
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灰原が解毒剤を握りしめ「わかっていなかった」と後悔した真意はわからないが、両親が「シルバーブレット」と願いを込めて作ったAPTX4869の効果を無にしてしまう薬を作ってしまったことを悔いたとか。あるいは、限られた使い道しかないと考えて作った解毒剤であったが、APTX4869を「怖ろしい薬」に変えてしまうことに気づき後悔したとか。
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「シャロンの仲間知らないんじゃない?新ちゃんやあの子が薬で幼児化してるって事・・・捜索対象を小学生に絞れば見つけるのは時間の問題なのに・・・」「新ちゃん、言ってたわよ・・・」「薬で幼児化してる事を隠す理由があなたに何かあるんじゃないかってね・・・」
File:823
バーボンは煙越し、後ろ姿の灰原を見て「似ている」と言ったので、顔が母に似ているという意味ではなく、灰原の行動を言ったのだと考えられる。沖矢(赤井)は灰原の姉である明美の行動と灰原を比較したのに対して、安室はエレーナと、それぞれの恋人(初恋の人)と対比している。
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「君の両親や姉とは会った事があるんですが・・・」
File:823
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(安室の)初恋の人はみんな知ってますよ。あの人ですよね
(話そうDAY2017)
灰原は亡くなった両親のことを「マッドサイエンティスト」「ヘル・エンジェル」というネガティヴな呼ばれ方からその人物像を想像していた。父は「気さくで感じのいい人」(博士談)というイメージとは逆であったが、母は「無口で何を考えているかわからない」「ずーっと黙っている」などの証言から、その通りの人物であったのではと考えた。
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しかし、「マッドサイエンティスト」が暗い性格とは限らないように、無口な人が陰湿な性格とは限らない。エレーナは表向き明るい性格ではなかったかもしれないが、灰原には優しいメッセージを残したり、安室の幼少期には怪我の手当をしてあげたりしている。コナンは「正真正銘のエンジェルだぜ」と言っている。
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「彼女が列車内で組織の存在に気づけば、彼女の取る行動はたった一つ・・・」「あの薬の解毒薬を飲んで元の姿に戻る事・・・」「もしも幼児化したままの姿で殺され、遺体が車内から発見されたら・・・」「彼女の友達のあの子供達が泣いて騒ぎ立て、仮に私が黙っていても組織の目に止まり、否が応でも巻き込んでしまう・・・」
File:823
「わかってないのね・・・前の車両には彼女の友人達も非難して来るのよ?」「そんな所に命を狙われてる自分が行ったら巻き添えにし兼ねないからよ・・・」「元の姿の彼女は子供達とも面識があるようだし・・・」「だから彼女はあえて火元へ向かうはず・・・」「たとえ組織がそれを見越して8号車で待ち構えていたとしても・・・」「1人で殺される方がマシだと考えて・・・」
File:824
「いやそれよりも・・・」(その羽田名人が「メアリー母さん」って呼んでたあの人のあの顔立ち・・・)(世良が言ってた「領域外の妹」と・・・)(同一人物と見て間違いない・・・)(まさかオレと同じ薬・・・APTX4869を飲まされたのか?)(いつ?どこで?)(誰に!?)
File:974
世良の母、メアリーもAPTX4869を飲んで幼児化(後退化)したと見て間違いない。時期や薬はわからないが、わざわざ灰原と両親の作った二種類のAPTX4869を登場させているので、新一とは別、宮野夫婦作の薬を飲んだ可能性が高いか。中年女性が飲んでも、若い肌に戻るのはテロメアーゼ活性の効果と考えられる。
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(そもそも羽田浩司が飲まされた薬って何なんだ?灰原の両親が作った薬らしいけど・・・)(その薬を復活させた灰原は、「毒なんて作ってるつもりはなかった」って言ってたし・・・)(それにあの薬をオレに飲ませた時にジンが呟いていたよな?)
(まだ人間には試した事がない試作品らしいがな・・・)
(──って事はあの時、飲まされたのは灰原が復活させた薬でオレはその最初の1人目だったってわけか・・・)
File:951
(17年前にボディガードをやってたんなら・・・)(もう結構いい年になってるはずだけど・・・)(オレと同じ薬で中学生ぐらいまで年齢が巻き戻ったのなら・・・)(疑わしいのは・・・世良が「ママ」って呼んでた・・・)(この女・・・)(何者なんだ?)
File:953
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APTX4869を投与された人は過去にもいたが、このセリフはまだ生きている。コナンはジンが「まだ人間には試したことがない」と言ったのは、灰原が復活させたAPTX4869の使用者についてのことだと考える。過去に同じ薬が人間に使われ死亡確認されていたのを知っていた人の発言としてはおかしいけれど、コナンの推理での読者向けの説明の可能性があり、これで正解かもしれない。
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問題は「新開発」と言ったこと。「まだ人間には試したことがない」の台詞が、「灰原作は」ということを理解して言ったのなら、この新開発も「シェリーが新しく復活させた」という意味での新開発ということになり、表現がややこしいだけで深く考える必要はない。
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「羽田浩司の死因が不明って事や・・・」「APTX4869を飲まされた人物リストに彼の名前があったとなると・・・」「その浅香って人は組織の一員の可能性が高いわね・・・」
「でも変じゃねえか?何で17年前に殺された羽田浩司の名前がオレの二つ下に載ってんだ?」
「データの管理者が殺した順に並べてなかったのね・・・」「もしかしたらその人物の血液型で纏めてたのかも・・・」
File:948
「多分。その薬は私の父と母が作った薬・・・」「私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから・・・」
「焼け残った?」
「父と母の研究所が火事になって薬の資料と一緒に2人共焼死したのよ・・・」「組織の人達からは不運な事故だったと聞かされていたけど・・・」(まあ、私が本当に作らされていたのは・・・)(別の薬なんだけどね・・・)
File:948
リストが飲まされた順とは限らないため、新一の名前より上に書かれている人物がいあるため、新一より前に飲まされた人がいるとは判断できない。実際、新一より下に、17年前にAPTX4869を飲まされたと考えられる羽田浩司の名前があった。ということは、リストが何らかの順番に意図されてソートされていたのは確か。灰原は、もしかしたら血液型ではないかと考える。ただ、今後それが重要になるかはわからないが...
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焼け残った資料なので、灰原作は完全ではない可能性がある。もしかしたら、その欠落を補う要素が、新しく作らされている薬の可能性も。ただ、17年前のAPTX4869も現在と同じ「証拠の出ない毒薬」として組織に利用されてはいる。(現在のAPTX4869)と基本的には同じ効果。
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灰原は過去に両親が亡くなった理由をコナンに聞かれた時、「さあ・・・研究中の事故死だってお姉ちゃんは彼らに聞かされていたようだけど」と、具体的に知らないような返答をしたが、研究所の火災という理由を知っていた。ミステリートレインで、バーボンが火元へやってきた灰原を見て「さすがヘル・エンジェルの娘さんだ」と言ったのは、両親も研究所の火災の際に同じ行動を取ったからかもしれない。
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コナンは「死期を悟って」と言っていたし、娘に遺言として20歳になるまでのメッセージを残したということはその覚悟があったのは間違いない。また、エレーナはAPTX4869を完成させるために「お別れしなければならない」と、もう会えなくなることを予測していた。しかし、実際両親の死は研究所の火災、それも不運な事故として伝えられている。
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研究所の火災自体が、組織から逃れるため、また完成したデータを隠すために両親のしかけたトリックなのか(火事を演じたわけではなく、本当に起こしたのでちょっと無理があるが)、それとも、薬を完成させまいとするベルモットが、ジョディの両親の時と同じように火をつけた。あるいは本当は「お別れ」には別の意図があったが、宮野夫婦は志半ばで偶然の火災に遭ってしまったのかは定かではない。
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「地獄に落ちた天使」ということは、元は天使であったとうことなので、何らかの原因で悪に落ちたため、そう呼ばれるようになったという解釈もできるが、本当に悪人になったわけではなく、おそらく厚司が「マッドサイエンティスト」と呼ばれたように、組織に入り、薬の研究に携わったことが「地獄に落ちた」とまで言われることに関係してくるのではと思われる。
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「ああ・・命の危険がある証人の名前を変え別人にして保護する馬鹿げた制度・・・」「なるほど?父の跡を健気に継いで私を追っていたのね・・・」
File:433
「貴方・・・」「どうして・・・」「どうして年をとらないの?」
「私が貴方に目を付けたのは、貴方が母親の棺の前で言ったあのセリフ・・・」
(A secret makes a women women)
「胸を高鳴らせて調べたら、見事に一致したわ・・・」「貴方が私の父を自殺に見せかけて殺した時に・・・」「不自然な落ち方をしているのを直そうとしてつかんだ父の眼鏡・・・」「そのレンズに付着した指紋と貴方の指紋がね!」
File:433
「でも疑問が残ったわ・・・」「20年も前の事件の被疑者にしては貴方は若すぎる・・・」「まさかとは思ったけど、ある人物の指紋と照合してみたら、背筋が凍り付くような事実が判明したのよ・・・」「貴方が母親のシャロン・ビンヤードと同一人物だって事がね!!」
「そしてやっと見つけたってわけ・・・」「貴方の逮捕を妨げていたその謎を説明してくれそうな証人を・・・・・・」
File:433
「あんたに付けた標的名だ・・・・・・」「大女優シャロンが脚光を浴びたのは、舞台のゴールデンアップル!あの時のままアンタは綺麗だが・・・」「中身はシワシワの腐った林檎ってな!!」
File:434
「でも、まずはシェリー、貴方・・・」「恨むのならこんな愚かな研究を引き継いだ貴方の両親を・・・」
File:434
ベルモットは「恨むのなら愚かな研究を引き継いだ貴方の両親を」という理由で灰原を殺そうとしている。一方で、「証人の名前を変え別人にして保護する」証人保護プログラムを、「馬鹿げた」と言っている。(馬鹿げているのは保護することではなく、別人になること)保護は受けていないが、灰原、コナンがまさにベルモットが愚かと考える研究の成果でもある薬を飲んで別人として生活しており、ベルモット自身もクリス・ヴィンヤードとして生きているところがポイント。
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「それより見ろ!散弾で裂けた奴の顔を・・・」「やはり、あれがあの女の変装なしの素顔ってわけだ・・・」
File:434
(もしも、オレの推理が当たってたら・・・)(オレ達はもうこの世にいねーはずだからよ・・・)
File:423
コナンはこの時点で新出=ベルモットに気づいているが、ベルモットが灰原だけをターゲットにしていること、また組織の仲間に幼児化を秘密にしていることを知らないため、もし正解なら自分達はもうとっくに組織に殺されているはずだと考える。
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「
Move it,Angel!!!(どいて エンジェル!!!)」
File:434
20年前にベルモットがつけた眼鏡の指紋と、現在のベルモット(クリス・ヴィンヤード)の指紋が一致。しかし、20年前の被疑者にしては若すぎるためさらに調査したところ、シャロン・ヴィンヤードとも指紋が一致。また、散弾を受けたベルモットの顔から血が出たことから今の顔が変装ではなく素顔であることが確定し、ベルモット(クリス・ヴィンヤード)は20年前から老化していないシャロンで・ヴィンヤードであることがわかった。
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1年前に通り魔に変装して赤井を襲撃したのもベルモット。後に、通り魔が手負いを受けたお腹をシャロンが抑えている描写などもあり、ベルモットがシャロンであることはここからもわかる。
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成長しない病という話はあるものの、ベルモットは大人が若いまま。また、それだけなら特に因縁は生まれない。ベルモットが歳を取らないのは、組織の研究と深い関係があると考えられる。
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(そーいえばベルモットの新出先生は帝丹小学校も担当してたな・・・)(組織を裏切った灰原の年齢が本当に20前後で、この近辺にの学校に紛れ込んでいるのを捜すのなら、高校か大学だけでいいはず・・・)(最初から灰原がオレのように薬で幼児化しているのを予想していたのなら・・・)(何で帝丹小学校を担当していた時点で灰原を見つけられなかったんだ?)(転校生なんて真っ先に目につくはずなのに・・・)(いったいどーして?)
File:458
「とりあえず、あの言葉を信じてみようと思ってな・・・」
(わかったわ・・・私の負けよ・・・)(シェリーはあきらめてあげる・・・)
File:435
(そう、彼よ・・・)(私の胸を貫いた彼なら・・・)(なれるかもしれない・・・)(長い間待ち望んだ・・・)(銀の弾丸(シルバーブレット)に・・・)
File:434
「工藤新一ってガキ知ってるか?」
<・・・・・・>「さあ・・・」「知らないわ・・・」
File:434
:<3:ベルモットは、蘭を「エンジェル」、自分の胸を貫いた新一を長い間待ち望んだ「シルバーブレット」と期待し、組織には正体を内緒にしている。
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「言ったはずよ蘭ちゃん・・・」「それ以上こちら側に踏み込んではダメ・・・」「貴方は私の・・・」「宝物だから・・・」
「た・・・」「宝物?」
(そう・・・)(この世でたった2つのね・・・)
File:957
ベルモットは「エンジェル」「シルバーブレット」だけでなく、二人を「宝物」と表現。
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コナンは「シェリーはあきらめる」というベルモットの言ったことをとりあえず信じてはみることにしたが、その後しばらくは組織は襲ってこなかった。しかし、コナンはまだこの時点で、ベルモットの真意に気づいているわけではない。
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コナンは、ベルモットが最初から灰原の幼児化を知って帝丹小に来たのなら、もっと早く見つかっていたはずと考える。実際、灰原の正体がバレて二元ミステリーで灰原を誘い出すまでにかなりタイムラグがある。この理由は、ベルモットは幼児化した灰原を見つけるのに検診を必要とし、灰原は学校の内科検診を休んだため、阿笠邸で風邪を診てもらうまで伸びたから。しかし、コナンがこの事実を後で知ることが伏線の回収なのかと言うと、そうではないかもしれない。
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そもそも、コナンはベルモットが幼児化を仲間に秘密にするため単独行動であることを知らない。ベルモットが最初から灰原が狙いで帝丹小にやってきたのなら、組織は最初から灰原の正体に気づいて、ベルモットを刺客に向けたのではないかと想定していた。
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つまり、ベルモットは約束を守ったのではなく、仲間に幼児化を教えていないだけ。その理由が何かあるのではないかと結論付けることができる。その推理過程をミステリートレインで説明しているため、コナンが「ベルモットが最初から幼児化を予想していたのなら、灰原はもっと早く見つかっていたはず」という疑問は、組織はまだ幼児化に気づいていないという事実をコナンが知ることで、回収されている可能性がある。
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「確かに、腑に落ちないわね・・・彼らならダイレクトにあなたのクラスに乗り込んで来そうなものだけど・・・」
File:505
組織なら、最初から灰原の正体に目を付けていたのなら、ダイレクトにクラスにやってくる。
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猫の鳴き声=「猫を飼っている女が高飛車の女の正体」というのはミスリードで、猫の鳴き声は何か似ている声を間違えたのではと考えられる。諸説あるが、赤子の声がそっくりと一般的に言われている。しかし、これも赤ん坊のいる女が高飛車の女の正体と言うわけではなく、高飛車な女のエピソードに関わってくると考えられる。
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組織のメンバーをほんの一部しか把握していないコナンが、なぜ高飛車な女=ベルモットだと推理できたのかというと、「シャロンの事だから彼への依頼の電話は声を変えて」と言っているように、声を変えられるようなことができるのは、ベルモットしかいないと考えたのかもしれない。変声機を使えばバレるし、男女の区別はつかないが、板倉は特にそんなことは言っていなかった。
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特徴としては高飛車な口調と、英語交じりの会話(外国人)であることと、読者視点ではシルエットから、大人の女性であること、また鼻が高い顔の描き方から、やはり欧米の女性ということがわかる。あくまで推理という視点では、ミステリーなので既出人物が候補と考えると、消去法でベルモットしかいない。ベルモットは過去にジョディの両親を暗殺したり、警視庁へ侵入したりと、この手の工作は得意分野。
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また、テキーラの力押しに動じない板倉を、組織のやり方ではない、「時間をかけて侵入を繰り返し、ペンを動かす」という奇策で屈服させることができたのは、後出しではあるがベルモットが板倉と知り合いだったため、弱点を知っていたからと考えられる。高飛車の女の正体が、板倉を詳しく知っている人物というのも条件。
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読者視点では、組織の目的に快く思っていないベルモットが、なぜ目的達成に協力するのかという反証する根拠があったのだが、コナンサイドはまだそのことを知らないので、板倉と犬猿の仲であったベルモットが、なぜそこまでしてソフトを発注したのかという思考過程になっている。ベルモットにとって、薬は完成させてはいけないが、ソフトはそうでないということ。関係しそうなのが、ベルモット自身が既に研究の影響を受けていることだろうか。
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猫の鳴き声がベルモットの赤ん坊だったとすれば、ベルモットが宮野夫婦とその研究を恨む理由が繋がるかもしれない。歳を取らなくなったベルモットが子供を産めば、成長しないなどの副作用が出る可能性がある。ただ、赤ん坊だったしても、ベルモットが絶望し自分の手で殺めてしまい、もうこの世にはいないかも。赤ん坊がいるようなことが推測できる伏線などはその後一切ないし、灰原の開発する解毒薬で解決することもできる。
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ヘル・エンジェルと呼ばれたエレーナを恨み、「私にエンジェルは微笑みかけてはくれなかった」と嘆き、自分の胸を貫いた蘭を「エンジェル」と呼ぶようになったりと、ベルモットの周囲は「エンジェル」が深く関わっている。 また、自分の子供を亡くしたのなら、新一と蘭を「宝物」と言ったことは納得はできる。人を「宝物」と表現するのも、命を懸けて守るのも、通常は自分の子供。新一と蘭はそのくらい大切な代わりの存在なのかもしれない。
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「ねぇ、そんな事より・・・」「どう?今夜・・・」「久し振りにマティーニでも作らない?」
File:287
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ジンとベルモットを合わせるとマティーニになるが、これは過去に関係があったことの暗示。(子供もいた可能性も)ただ、ジンはベルモットの言った本当の意味は理解できていないかも。もしかしたら、そろそろクリス・ヴィンヤードの娘の存在を匂わせる準備をしたいと考えていたり。
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ベルモットがジンのことを好きだったことが、昔はあったんじゃないのかなあ。ジンと深く付き合ってたことも・・・ただジンは誰かを好きになるってことはないから、ベルモットの方から。
少年サンデー33号特別付録
ねぇ、シャロン・・・」「もしかして気づいていたんじゃないの?ローズがあの後何かしでかすって・・・」
「ええ・・・そういう勘は昔働くのよ・・・」「まさか人殺しをするなんて思わなかったけど・・・」
File:354
「この世に神様なんているのかしら?」「本当にそんな存在があるのなら・・・」「一生懸命生きている人間は誰も不幸にはならないんじゃない?」
「そう・・・私にエンジェルは微笑みかけてはくれなかったもの・・・一度もね・・・」
File:350
「やっぱり神様なんていないわね・・・」「いるのならこんな醜い仕打ちしないもの・・・」
File:351
まあ恨むんならこういう結末を用意していた・・・」「神様って奴を恨むんだな・・・」
File:354
ああ、蘭ちゃんは元気よ!昨夜 熱が出て寝込んでたけど、一晩休んだらすっかり良くなったみたい・・・」
「それより蘭ちゃんに伝えといてくれる?」「あなたの言う通り・・・」「私にも天使がいたみたいって・・・」
File:354
「な、なぜだ?」「どうしてオレを助けた?」「いったいどーして!?」
「フン・・・」「わけなんているのかよ?」
「え?」
「人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが・・・」「人が人を助ける理由に・・・」「論理的な思考は存在しねーだろ?」
File:354
「何してるの!?」「早くわたしの腕につかまって!!」「は、早くしないと・・・」「雨で手が・・・」
File:354
「でも残念だわ・・・年を食っても輝き続けるメイクの仕方をいつか教わろうと思ってたのに、それがあなたの素顔?」「大女優シャロン・ヴィンヤードはただの老けメイクだったなんて・・・」
「あら・・・結構辛いのよ?顔だけじゃなく普段から老けたフリをするのって・・・」
File:823
変装マスクを二重に被ることができるのかという点に疑問が残ったため、ラディシュ・レッドウッドに変装していたNY編のシャロンの正体が若いクリス・ヴィンヤードと同一人物であるという推理には否定根拠も残ったが、クリスからシャロンへは普段からメイクで変装していたことがわかる。
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「そーいえば、アメリカのニュース映像には葬儀の参列者の中に日本の有名女優の姿も映っていたそうじゃが・・・」「クリスのその言葉が印象的すぎて・・・」「それが誰だったか誰も覚えていないそうじゃ・・・」
File:344
シャロンは公には1年前にしんだことになっているが、これは一人二役は負担が大きいため。老けメイクのみで済ますことができないのは、一世代だけで終わらず不老不死状態だからと考えられる。
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「命には限りがあるから大事なんや・・・限りがあるから頑張れるんやで・・・」
File:283
「私が母さんにしてあげてたメイクも様になっていたし、一人二役より普段から命様に徹した方がやりやすいって母さんが言うから、漁で死んだ事にしたってわけ・・・」
File:283
一人二役から一人に徹するために死亡偽装する話は「そして人魚はいなくなった」でも触れられている。「命は限りあるから大事」という言葉も、ベルモットが組織の研究を愚かと考えることにも繋がる。
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「大女優である母親のシャロン・ヴィンヤードは有名なんじゃが、娘のプライベートは一切謎に包まれておってのォ・・・」
「なにしろ撮影以外でマスコミの前に現れたのは、一年前のあの日が初めてだそうじゃから・・・」
File:344
「その時、葬儀に潜り込んでいた質の悪い雑誌記者が彼女を質問責めにしたそうじゃ・・・」「「通っていた学校はどこか?母親との不仲説は本当か?父親はいったい誰なのか?噂の恋人はこの葬儀に来ないのか?」とな・・・」
「じゃが彼女はノーコメントの一点張りで・・・」「業を煮やした記者の一人が「知られたらマズイ事でもあるのか?」と、声を荒げたら・・・」「彼女は母親の棺を背にして・・・」「口元に笑みを浮かべながらサラリと言ったそうじゃ・・・」
File:344
クリス・ヴィンヤードの存在が謎に包まれていて、素性がわからないのは、現在のクリス・ヴィンヤードはベルモットが演じているだけの架空の人物だから。(赤ちゃんとしては存在していた可能性あり)また、不仲説も一人二役の都合でシャロンとクリス一緒にいることができないためでっちあげたと考えられる。
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「あんな子、もう娘とは思ってないわよ・・・」
「信じられる?」「あの子、夫の墓に花を添える私の背後に立ってたのよ?」「夫そっくりに変装して・・・」「ジョークにしてはブラック過ぎると思わない?」
「そーいえばシャロン言ってたわね・・・」「娘にせがまれて変装術を教えたって・・・」
「あの子とはそれっきり・・・」「もう10年近く会ってないわ・・・」「質の悪そうな友達とつるんでたみたいだし・・・」
File:350
:star:
コナンが小1に一戻っちゃうというのも、新一は17才だから、ちょうど10才戻ればわかりやすいだろうと思ったんです。小1にしたことにどんな意味があるんですか、と聞かれることがあるけど、意味はただそれだけ(笑)。あと、小1だと完全に子どもだから、その年齢の子が何をやっても笑って許してもらえるだろう、みたいなことはちょっとありましたけれど
コナンドリル
7歳時になる、10歳若返るということに深い意味はない。
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組織の秘密の鍵を握るベルモット
「カラス」というキーワードが直接出てきてしまってはいるが、本当に初期なのと、コナンは気づいているようで気づいていなかったりするため、基本的には暗示的表現なので、比喩ではなくそのままの可能性も。重要なのはカラスが何を意味するのか。
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ボスが「七つの子」のメロディを使う意味はちゃんとあるが、カラスの歌というのもカラスを暗示した伏線。もしかしたら、ボス自身も服装のように、カラスを意識した上で使っているかもしれないが... コナンはカラスだと気づいていないので、あくまで使用メリットで考えている。
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*組織は何も見つけられず撤収
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火を付けて全て焼き払うのは組織のやり方ではあるが、ベルモットはが単独をする時は何か裏があることが多いため、個人的な理由の可能性も。(ベルモットが隠したい秘密)ちなみに、新出先生にの成りすましたり、警視庁に調書を盗みに入ったり、ベルモットは組織のメンバーの中でも侵入・工作系を得意としている。
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「そして貴方は家に火を放ち何もかも灰にしたのよ・・・」「FBIの捜査官として父が秘密裡に集めた貴方達の捜査資料と共に・・・」
File:433
(母さんの知り合いなら、ガキの頃のオレをアルバムとかで見てるだろうから、オレの正体を見抜くのはわけないし、事件に巻き込みたくないのもわからなくはねーからな・・・)
File:434
「シェリーはあきらめる」と約束させ、その後しばらく組織はやってこなかったものの、組織が本当に灰原を野放しにするとは考えにくい。そして、宮野志保の姿を見られた直後、ミステリートレインで再び組織は灰原の命を狙いに来た。
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(ベルモットって奴が、灰原を殺すためにオレを遠ざける理由で考えられるのは・・・)(奴の正体が女優のクリス・ビンヤードでしかもシャロンと同一人物だった場合だ!多分変装で二役をやってるんだろうけど・・・)
File:434
コナンはベルモットが自分を殺さない、一応の辻褄合わせはするが、遠ざける理由は知り合いの子供だからではなく、真相からは少しずれている。この点はミステリートレインでも触れることになる。
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ベルモット:組織の目的に詳しい幹部で、自身も歳を取っていないとされる。新一の幼少期の顔を知っていたために、杯土シティホテルでコナンに目を付けた。
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ピスコ:ボスに長年仕え、宮野夫婦と親しく薬のことは良く聞いていた。灰原が赤ん坊の頃に会ったことがあり、杯土シティホテルでは灰原の姿にすぐ気づいた。
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対にして条件を合わせており、わざわざベルモットがアルバムを見たことがあるという伏線を入れていることから、顔を知っていることは必須。ピスコの「君はまだ赤ん坊だった」というのは、その後の成長した顔も何度か見ているのではと考えられる。
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また、ベルモットが検診を必要としたのは確信を得るためで、ピスコがそれを必要としなかったのは、解毒剤の効果が切れて直接幼児化するところを見たからとも考えられる。半信半疑だった、条件が揃えば気づくことができるというのは、裏を返せば最初から幼児化の可能性を考慮に入れて探しているわけではないと言える。
#
(C)
http://conan-4869.net
「ええ・・・それに、入ってるデータは薬だけじゃないわ・・・」「私が入る前に携わった人の実名と住所が、コードネームと一緒に入ってるはずよ・・・」「この研究に出資した人物の名前もね・・・」
File:181
#
「今、組織の内部に奴の逃亡を手助けしたネズミがいなかったかどうか洗っているところだ・・・」「それに・・・奴の立ち回りそうな場所はこれで全て潰れた・・・」
File:181
「ええ・・・何もかも全て消滅したわ・・・」「あなたとは長い付き合いになりそーね・・・」「江戸川君・・・」
File:181
「大学教授殺害事件」でも、姉に誤って送ったデータのフロッピーを回収しに行こうとしているが、その必要もなくなる上に、データを消されたことにも何も影響もないことになる。
#
「子供の頃の顔を奴らに知られているおまえを、現場に連れて行くのは危険だからな・・・」
File:238
同じシリーズで、わざわざこの説明をしている。「子供の頃の顔を奴らに知られている」と正体がバレる危険があるが、逆に言えば知られていなければバレる可能性は低いということ。灰原とコナンの幼児科がそれぞれバレたのは、幼少期の顔を知られていたっからという裏付け。
#
#
組織の研究(APTX4869)に出資している人もいるが、そうした人達は当然組織の目的や、何の薬を作ろうとしているかを知った上でお金を出しているはず。つまり、組織はAPTX4869の研究に興味を持ちそうな人間を把握していることになるが、出資者を大々的に公募するわけにもいかず、やみくもに声をかけても関心を持たれないどころか、組織の秘密がどこかに漏れてしまう危険が増える。そこで、研究に興味を持ちそうな人間にあらかじめターゲットを絞るというもの。
#
板倉のソフトと違い、プログラマーにどんなソフトを作らせたいのかを推理させる伏線はその後出て来ていない。また、板倉のソフトの発注は2年前から始まり、回収が現在軸の先の話となるので、板倉のソフトと直接は関係ないと考えられる。板倉のソフトを改良するにしても、板倉は戦略ソフトのPGを組むことができるくらいの技術者で、有能なプログラマーに何をさせたいのかはっきりしない。
#
90年台半ばの伏線ということもあり、いつになっても技術が陳腐化しないか、一般利用するソフトなら実現化しないことも重要。例えばウイルスの作成など、大雑把な説明で回収される可能性がある。ただ、データ消去はナイトバロンがあるので不要。あるいは、システムの中身を推理させる伏線がない=何のシステムを作るかではなく、何をさせたいかを推理させようとしているのかもしれない。(つまりシステムではない)例えば、有能なプログラマーではなく、有能なハッカーを探そうとしているとか。
#
:red_flag: 当初は人気俳優で当選すれば二世議員となる「千頭順司」が狙われる予定だったが、漫画の都合で変更になった。ただ、この話は誰が狙われるかではなく、なぜ組織が動いたのか、その理由のほうが重要。
#
「トランプのジャックってあるじゃない?」「オレ、ジャックを”王子”と勘違いしてたんだよね。」「はじめは「ジャックは王子だから、”資産家の息子”がターゲットだ!」って話になる予定だったんだよ。」「でもジャックは”兵士”だって二話目に描いてる時に気付いて・・・あ、ダメだどうしよう!って。」「結局その時、”元自衛官”が登場してたから兵士でいける!ってそこからターゲット変えたんだよねー。焦ったよー。」
サンデー非科学研究所
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二話目以降に土門のキャラが掘り下げられ組織に狙われる動機づけをされているので、それが元々は千頭だったと考えられる。ターゲットが小五郎に変更、出馬を断念した議員候補が組織の狙いから外れるシナリオはそのままだった可能性が高く、それならばありがちな裏切りものの粛清などではない。ターゲットが誰であろうと「当選させない」という目的の大枠は同じ。その本当の狙いが何だったのか。ジョディの推測通り、自分達に抗う危険人物の芽を摘みたかったのか。あるいは、組織の息のかかった候補を当選(常磐しかいないが)させるとか。
#
(恐らくあの女は奴らの組織を裏切った灰原を消すために差し向けられた刺客・・・)(あの時あの女は、灰原の事をあきらめるって言ってたが・・・本当に信用していいのか?)(なにしろ相手は千の顔を持つ魔女・・・)(怪盗キッド張りの変装の達人だ・・・)(もしかするとまた誰かに変装して、この近辺に潜んで何かを企んでいるかも・・・)
File:457
(くそ・・・)(元の体に戻るには・・・工藤新一の生活を取り戻すには・・・)(奴らの居場所をつきとめ、あの薬を手に入れて、解毒剤を作らなきゃならねーっていうのに・・・)
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コナンはまだ灰原がAPTX4869のデータを元に解毒剤を研究していることを知らない。
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「言ったはずよ!あれはあくまで試作品・・・」「今回は偶然私がそばにいたから事無きを得たけど・・・」「いつまた幼児化するかもしれない不完全な薬を投与するわけにはいかないわ・・・次は本当に死ぬ可能性だってあるし・・・」
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「まあ、どのみち奴らの一部は捕まるさ・・・」「ビートルに乗せてるノートPCでこのソフトの中身を確認して、もしも大犯罪に悪用できるようなとんでもねぇ代物だったとしたら・・・」
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コナンは結局ソフトを開くことができなかったが、「もしも大犯罪に悪用できるとんでもねぇ代物だったら」というのは、もし中身を見ることができていたとしても、期待を裏切って拍子抜けするようなソフトでした ─ というオチになりそうなフラグ。
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ややこしいのは、ジンがAPTX4869を完全な新作だと考えていた場合。毒薬として作用する初めての薬と認識していた。あるいは、APTX4869の存在その物を初めて知った。⇒17年前に殺人用に使用されている。1巻の後に羽田浩司の事件を知った。ジンの加入がもっと遅いなど、知らなかった理由付けをするか。
ジンはAPTX4869を「出来損ないの名探偵」(ある目的の試作品、あるいは失敗)と呼んでいることや、ラボの建設に勤しんでいることや、組織の秘密厳守を徹底していることからも、組織(薬)の目的は知っていると考えられる。APTX4869には、他にもその目的に共感して出資している人達がいる。
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17年前から灰原が復活させるまで薬が封印されていたのなら、ジンが知らなかったとしてもおかしくはないかもしれないが、羽田浩司の事件で気づくだろうし、灰原に別の薬を作らせていたことに疑問が残る。研究所に別部隊がいるのか、既に幼児化には成功したから不要だったのか。後者だった場合、灰原粛清に動いている組織が、ベルモットを除いて幼児化に気づき、灰原抹殺に動いていない点に矛盾が生じる。
「ええ・・・知らない振りをしていたのよ・・・」「あの写真を見せたら、貴方達がこの女を見つけてくれるかもしれないと思ってね・・・」
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「お前が臭いで奴らをかぎ分けられるように・・・」「オレにもわかるんだよ!」「殺気を持った奴の気配が・・・」「探偵の勘ってヤツでね・・・」
「まあ、その気配の主がわかりゃ苦労はしねーが・・・」「少なくともあのバスの中にはいなかったぜ?」「おまえにその殺気をみなぎらせてる奴はな・・・」「何だよその顔・・・」「探偵、バカにしてんのか?」
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灰原センサーならぬ、コナンセンサー。探偵の勘で、灰原を狙う殺気は感じていない。これは別に灰原を安心させるために嘘をついたわけではないと思われる。
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ベルモットはFBIが新出医院に侵入したことに気づいていたが知らないふりをしていた。FBIが写真を見て、灰原を見つけてくれるかもしれないと考えたから。つまり、新出先生に変装をした時点では、まだ灰原を見つけることができていない。
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