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騎士団長殺し (感想 (濃密 (スキがない (先が読めない (何がキーなのかわからない)), 時間の経過が遅い, 読むのに疲れる),…
騎士団長殺し
感想
濃密
時間の経過が遅い
スキがない
先が読めない
何がキーなのかわからない
読むのに疲れる
ポップな感じが影を潜めた
純文学づらしてきた
エージェントのアドバイス
ストーンズの「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」
美術の勉強になる
例えば
画家のアトリエは北側に大きな窓がある
まっとうな感じ
腰の据わった骨太な感じ
いろんなモノが詰まっている
複雑だけど分かりにくくはない
メタファー通路から川を渡って洞窟へ入りドンナ・アンナと会う
やや、冗長か
小田原城や丹沢の山々の光景が目に浮かぶ
ゴッホの郵便配達員がよく登場する
顔長が下手な暗喩をいう場面はワロタ
童話との親和性
登場人物
顔のない人物
マルグリットの絵を思う
雨田政彦
主人公
36歳の時
妻と9か月間別れる
6年間の結婚生活
死んだ妹
12歳で
名前はコミチ
肖像画家
15歳の時妹が亡くなる
閉所恐怖症となる
柚
主人公の妻
主人公の3歳年下
妊娠した(主人王の子供?)
雨田具彦
政彦の父親
日本画家
留学前は洋画を勉強
「騎士団長殺し」という作品を描く
戦前ウィーンに留学
暗殺未遂事件に関与
雨田継彦(具彦の弟)
自殺
免色渉
谷間を隔てた山頂に住む住人
主人公に肖像画を描くことを依頼
子供がいる?
秋川まりえ(13歳)
秋川笙子(まりえの伯母)
秋川良信
まりえの父
新興主教に傾倒
東京拘置所に留置される
雑記
「顕れるイデア」とは
イデア=
アリストテレスとプラトン
騎士団長の隠喩か?
主人公に描かれる肖像画のことか?
Blessing in disguise
偽装した祝福
上田秋成
二世の縁
小田原のスタジオを月光が照らすことはない
北向きの窓
本文の人称は「僕」でなく「私」
ストーリー
第1部 顕れるイデア編
主人公が妻と別れる
妻の浮気
小田原の雨田の山荘で生活を始める
小田原の駅前で週2回絵画教室の教師
二人の主婦(生徒)と関係を持つ
「騎士団長殺し」という日本画を見つける
モーツァルトの歌劇『ドン・ジョバンニ』がモチーフ
四人のほかに「顔長が」が描かれている
祠の裏の石積みから鈴のような音が聞こえる
免色渉と確認
石室から鈴が見つかる
鈴をアトリエに置く
騎士団長が現れる
免色渉の肖像画を描き始める
エージェントから電話
免色渉の肖像画が書きあがる
免色の家に招待される
子供がいるかもしれないと打ち明けられる
秋川まりえの肖像画を依頼される
スバル・フォレスターの男の肖像を描く
北海道や東北をプジョー205で放浪
宮城県の海岸沿いで女と寝る
ファミレスで出会う
フォレスターの男
第2部 遷ろうメタファー編
秋川まりえの肖像画を描き始める
免色渉と秋川まりえが免色の住まいで会う。
秋川まりえが一人で訪ねてくる
穴の中から鈴が鳴り始める
アトリエから鈴が消える
免色が秋川まりえ・笙子を自宅に招く
スタジオに雨田具彦が現れる
雨田政彦から柚が妊娠(七ヵ月)という話を聴く
主人公が夢を見る
秋川まりえから笙子と免色が関係を持っていると告げられる
秋川まりえが姿を消す
穴の中でまりえのペンギンを見つける
雨田正彦と小田原の施設へ具彦の面会に行く
途中のファミレスでフォレスターを見かける
雨田具彦と二人きりの時に騎士団長が現れる。
騎士団長を主人公が殺すと部屋の穴が現れ顔長が登場。
顔長は「自分はメタファーだ」と名乗る
顔長が現れた穴(メタファー通路)へ入る
川が現れる
免色渉の無意識の示唆に基づいて船着き場を発見
船着き場を過ぎ森へ入る
洞窟へ入る
1 more item...
船着き場の船頭にペンギンのフィギュアを渡す
秋川まりえが自宅へ戻る
作者
村上春樹