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細胞 (生物分類 (生物の細胞構造 (原核生物　（大腸菌、乳酸菌） (原核生物の呼吸 (原核生物でも呼吸が行えるものもある（大腸菌・シアノバクテリア…

- - - - 核膜に囲まれた核を持たない生物　→　原核細胞　→　それからなる生物を原核生物
        ※ほとんどの細胞小器官がありません（細胞膜・リボゾーム・細胞壁は存在）
      - 原核生物の2種類
        1.　細菌（大腸菌・乳酸菌）
        2.　古細菌（メタン菌・超好熱菌）
      - 原核生物の呼吸
        
        原核生物でも呼吸が行えるものもある（大腸菌・シアノバクテリア）
        ミトコンドリアなしに、呼吸に関係する酵素を持っている
        細胞質基質（cytosol)で　→　解糖系とクエン酸回路　が行われる
        細胞膜で　→　電子伝達系　が行われる
      - 原核生物の光合成
        
        葉緑体なしに光合成を行える生物もいます
        光合成に関する色素・酵素を持っている。
        1.　チラコイドの様な膜が存在中にクロロフィルなどの色素を持っている
        2.　細胞質基質で　→　カルビン・ベンソン回路が行われる
      - 原核生物のDNA
        
        1.　核膜なし
        2.　原核生物のDNAは　→　ヒストンと結合していない
        3.　DNAは両端がつながっている　→　環状DNA
    - - 細胞質（核以外）
        
        細胞質には様々な構造体　→　細胞小器官があります (Organalles)
        
        膜ありの構造体
        
        異質二重膜
        
        ミトコンドリア
        
        外膜・内膜　２枚の膜で囲まれた構造　→　異質二重膜　（内外成分性質に違い）
        内膜　→　ところどころ、くびれこんだ構造　→　クリステ　→　電子伝達系が行われる
        隙間の部分　→　マトリックス　→　基質　→　クエン酸回路が行われる　
        
        MOA：
        　1.　呼吸のクエン酸回路・電子伝達系の反応　
        　2.　多量のATP製造
        
        核とは別の独自DNA・リボゾームを持つ
        半自律的に分裂して　→　増殖
        
        エネルギー発電所
        
        葉緑体（Chloroplast）
        
        外側内側二枚の膜　→　異質二重膜
        
        光合成を行う
        
        内部：
        　1.　チラコイド　→　扁平な袋状の膜があり　→　クロロフィル・カロテノイド（光合成色素）がある　→　光エネルギーを吸収
        　　※チラコイドの重なった構造　→　グラナ
        　2.　ストロマ　→　隙間（基質）部分　→　吸収したCO２→炭水化物・有機物を作るは反応が行われる（カルビン・ベンソン回路）
        
        色素体
        
        これら全部をまとめた総称
        1.　葉緑体　（他は光合成を行わない）
        2.　有色体　→　カロテノイドの色素持つ　→　根や果実の細胞に存在（果実の色はこの色素の色）
        3.　白色体　→　色素を持たない　（光が当たることによって葉緑体に代わるものもある）
        4.　アミロプラスト　→　白色体の一つ　→　内部にデンプン粒を作る
        
        1.　独自DNA・リボゾームを持つ
        2.　半自律的に分裂増殖
        
        一重膜の構造体
        
        小胞体
        
        1.　物質輸送路
        eg.　リボゾームで合成されたタンパク質
        2.　1枚の膜からなる扁平な袋状　→　網目状に広がった構造
        3.　2種類
        　1.　粗面小胞体　→　表面にリボゾームが付着
        　2.　滑面小胞体　→　リボゾーム付着無し
        
        リボゾームの働き
        
        1.　小胞体付着リボゾーム　→　主に分泌・膜の成分のタンパク質を合成　→　小胞体に運ばれ　→　ゴルジ体に移動
        2.　付着していないリボゾーム　→　主に細胞質基質で働くタンパク質を合成 #
        
        滑面小胞体
        
        働きは：
        1.　解毒作用（肝臓細胞）
        2.　Ca2+の貯蔵　→　細胞質中のCa2+濃度調整（筋細胞）
        
        ゴルジ体
        
        湾曲した扁平な袋がかさなった構造
        
        MOA
        小胞体かわ送られてきたタンパク質に：
        1.　糖を付け加える
        2.　濃縮貯蔵
        3.　細胞外分泌（小胞形成）
        
        小胞
        
        1.　細胞外分泌物質の場合　→　分泌顆粒
        2.　細胞内で働く加水分解酸素が含まれている場合　→　リソソーム
        物質を取り込み　→　加水分解酸素で物質を分解する　→　これを細胞内消化といいます
        
        ゴルジ体で小胞形成（vesicle synth)
        
        液胞
        
        有機・糖・無機塩類など含む袋
        ※成長した植物細胞で大きく発達　（動物細胞にも存在、非常に小さい）
        
        細胞液
        
        1.　無機塩類などを多く含む
        2.　細胞浸透圧の調整　（しんとうあつ＝OSMOTIC PRESSURE)
        3.　花弁にはアントシアン色素なども含まれている
        
        膜構造なしの構造体
        
        リボゾーム
        
        1.　タンパク質を合成する場
        2.　顆粒状の構造
        3.　RNA（ｒRNA）・タンパク質からできている
        
        細胞骨格
        
        細胞骨格には以下の3種類　（構成タンパク質）
        1.　微小管　
        2.　アクチンフィラメント
        3.　中間径フィラメント
        
        微小器官
        
        中心体
        
        2 more items...
        
        中心体以外での役割
        
        1 more item...
        
        モーターたんぱく質
        
        1 more item...
        
        構成タンパク質：　alphaチューブリン・betaチューブリン　が結合して管状になったもの
        モータータンパク質：
        1.　ダイニン
        2.　キネシン
        先端部の運動によって微小管に沿って移動
        働き：
        1.　鞭毛・繊毛運動
        2.　染色体移動
        3.　細胞小器官の移動
        
        アクチンフィラメント
        
        構成タンパク質：　アクチン（形状たんぱく質）が結合
        モータータンパク質：　ミオシン
        働き：
        1.　アメーバ運動
        2.　原形質流動　（cytoplasmic streaming)
        3.　筋収縮
        
        中間径フィラメント
        
        構成タンパク質：　ケラチン
        働き：
        1.　細胞の形の保持　→　細胞膜や核膜の内側に分布
        
        細胞内の繊維状の構造を細胞骨格という。
      - 細胞核（細胞質以外）
        
        核の膜
        
        1.　二重になった核膜　→　一枚の膜が折れ曲がっている　→　同質二重膜　
        2.　核膜孔（かくまくこう）→　ところどころ孔があり物質移動の通路
        
        核の内部
        
        1.　染色体（せんしょくたい）→　DNA + ヒストン
        DNA = 遺伝子の本体として働く
        2.　核小体（かくしょうたい）→　RNA + タンパク質
        核内に１～数個ある、rRNAの合成
        
        動物・植物細胞には（1個の細胞に付き　→　1個の核）
        ※真核細胞には核が存在します
      - 細胞壁
        
        植物・細菌類の細胞膜の外側に細胞壁があります。
        植物細胞壁主成分＝セルロース（炭水化物）
        
        一次細胞壁
        
        セルロースとペクチンからなる部分を一次細胞壁
        ペクチン　→　という物質によって細胞壁と細胞壁の間を接着
        
        二次細胞壁
        
        二次細胞壁とは　＝　一次細胞壁から、さらに別の物質が沈着した場合：
        リグニン　→　沈着して細胞壁がより厚く堅くなる　→　木化（もっか）
        クチン　　→　沈着して水が通りにくくなる　→　クチクラ化
        スベリン　→　沈着して水や空気を通しにくくなる　→　コルク化
    - - 別名：細胞内共生説　（※マーグリスによって提唱）
        好気性細菌がほかの細胞に入り込む　→　共生する
      - これが行われ
        ミトコンドリアがつくられた
        シアノバクテリアの一種　→　葉緑体という説
        
        理由：
        1.　異質二重膜を持つ
        2.　核以外の独自DNA・リボゾーム
        3.　半自律的分裂増殖